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【ONE】後頭部への攻撃で「反則負け」から一転「ノーコンテスト」に変更のアルバレスが、オク・レユンと対戦=4月29日(木・祝)「ONE on TNT 4」

2021/04/27 12:04
 ONE Championshipが、4月8日に配信した『ONE on TNT I: Moraes vs. Johnson』で、ユーリ・ラピクス(モルドバ)の後頭部へ打撃を入れたとして反則負けになっていたエディ・アルバレス(米国)の試合結果を「ノーコンテスト」に変更したことを4月27日、発表した。  ONEは公式サイトで、独立した専門家とONE Championshipのオフィシャル、ジャッジ、レフェリーなど15人で構成されるパネリストたちによる検証で、全員が後頭部への反則の攻撃があったことを認めたものの、「2回目の後頭部への攻撃の後に、試合を中断して警告(イエローカード)を出すべきだった」と、誤審があったことを多数決で裁定。  これにより、アルバレスのレッドカードは取り消され、代わりにイエローカードに変更。医療部門では、ラピクスの怪我の程度が重く、試合を続けられないことも確認されているため、試合は「ノーコンテスト」とされた。  アルバレスは、4月29日(木・祝)に開催される「ONE on TNT 4」で、韓国最強のライト級ファイターのオク・レユンと対戦することが決定している。  HEATでも実力者ぶりを示しているオク・レユンは、「ONE TNT 3」でダゲスタン出身のマラット・ガフロフ(ライト級5位)に判定勝ちしており、勝てばアルバレス戦が有力視されていた。アルバレスにとって決して楽な相手ではない。オク・レユンにとっては、2位のラピクスに優勢だったアルバレス越えで、一気に上位進出を狙うだろう。  ONEの全米プライムタイム進出のTNT放送で、1分2秒で試合が中断されケージを降りていたアルバレスは、今回のノーコンテスト裁定に、「先日のDQに対する意見を考慮して、最終的にそれを覆す決定をしてくれたONEとボード全体に感謝しています。こういう小さな結果が、僕自身もそうだし、僕の家族、それに、僕を応援してくれるファンにとって大きな意味を持ちます。僕たちはこのスポーツに人生をかけていて、自分のパフォーマンスとその結果を常に真摯に受け止めていますが、関係する委員会が全く同じことをしてくれたことに感謝しています。ありがとう #UGK #allthebelts」とSNSに記している。
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