2021年5月23日(日)、東京ドームで開催予定の「Yogibo presents RIZIN.28」の券売スケジュールが再度調整となることを20日、RIZINが発表した。
当初、4月21日(水)より販売を予定していたオフィシャルサイト先着先行及び各先行や、以降の一般発売日に関しては決定次第、告知される。
なお、5月30日(日)に丸善インテックアリーナ大阪にて開催予定の「Yogibo presents RIZIN.29」の券売に関しては、予定通り4月21日よりオフィシャルサイト先着先行、29日より一般発売となっている。
しかし、大阪府の吉村洋文知事は19日、新型コロナウイルスの緊急事態宣言を国に要請すると表明。大型店やテーマパークへの休業要請を含む対策を行う予定で、東京都も早ければ今週中にも緊急事態宣言を出すよう要請する方向で検討している。
RIZINでは、「新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、国や自治体からの要請や自粛勧告などがあった場合は、誠に残念ではありますが、開催日時の変更や中止を発表する場合もあります。その場合は、チケットをご購入いただいた皆様には『チケット代金』を払い戻しいたします」と記している。
5月23日(日)東京ドーム大会から開幕を予定している「RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント」は、16選手による8試合を東京ラウンドと大阪ラウンドに振り分けて実施することになっている。
しかし、榊原信行CEOは、東京ドーム大会については「上限5千人では厳しい」と発言しており、2度目の延期となった場合は、5月30日の大阪大会からジャパンGP開幕、そして3度目の正直となる東京ドーム大会へと繋ぐプランも浮上してくるだろう。
4月16日(金)より『RIZIN.29』チケットのファンクラブ先着先行発売に踏み切っていたRIZINだが、今回の券売再調整で、先行きの見えない状況になってきた。東京ドーム大会開催予定の5月23日時点で、新型コロナウイルスの感染状況にどのような変化が起きているか。
果たして、5月23日と30日のRIZIN連続開催はどうなるか。主催者もファイターたちも難しい調整を続けている。