2021年4月18日(日)に行われた競馬の『第81回皐月賞』で、女子MMAファイターの古瀬美月(Y&K MMA ACADEMY)が思わぬ高額配当をゲットした。
古瀬は柔道をバックボーンに、2017年に16歳でプロデビュー。DEEP JEWELSでマドレーヌにTKO勝ち、川村虹花に判定勝ちなどの戦績を収め、ABEMAの『格闘代理戦争3rdシーズン』女子トーナメント準優勝で頭角を現した。2020年2月に開幕した「DEEP JEWELSミクロ級トーナメント」では、1回戦で元VALKYRIE女子フライ級王者・玉田育子に競り勝ち、決勝戦へコマを進めたものの、新型コロナウイルスの影響で2020年5月の決勝が中止に。
(写真)DEEP JEWELSをホームリングに活躍した古瀬 2020年8月には『RIZIN.22』横浜大会でRIZIN初出場。浅倉カンナ(パラエストラ松戸)と対戦し、浅倉が1R1分35秒、パウンドによるTKOで勝利。試合後、古瀬は「デビューしてから長い期間休むことなく試合を続けて来ました。試合と試合の間の成長具合が短い分、成長具合を見せられないのもあるのでしばらく格闘技……試合から離れるつもりで今日リングに立ちました。(復帰は)いつになるか分からないですけれど、少なくとも1年、長くお休みをとらせていただきたいと思います」と休養を宣言。その後、結婚・出産のため長期欠場することを発表した。
欠場中もSNSの更新は続け、どうやら最近は競馬にハマっているようで4月10日には「今月の生活費10万円を全額明日の競馬にぶち込んで、倍にしたい。葛藤中」と投稿し、翌日には「10万円溶けました」とはずしてしまったようだ(ただしハッシュタグにて「でも旦那が35万とった」とのこと)。
(写真)2020年8月には『RIZIN.22』で浅倉カンナ(左)に挑んだ古瀬 しかし、ここで古瀬は格闘技で培ったのかどうかは分からないが負けず嫌いと勝負強さを発揮。「今週こそ生活費倍にするぞー! 先週の負けを負けにしない。軍資金7万」と18日の皐月賞に再び挑むことを宣言した。
レースは1番人気のダノンザキッドが15着に敗れる大波乱。道中2番手を追走したタイトルホルダーを2番人気の3番エフフォーリアが直線半ばで捕らえるとそのまま1着入線。2着に13番タイトルホルダーが粘り、3着には後方から伸びた3番ステラヴェローチェが入った。2番人気→8番人気→6番人気の決着で高配当のレースとなった。
古瀬はこのレースで選んだ2頭が3着までに入れば的中のワイド馬券1-13、3-13の2点をそれぞれ5000円購入。3-13が的中し17万8000円の高額配当となった。外れた1番のアドマイヤハダルも4着に来ており、意外な馬券上手ぶりを発揮。
「きたぁぁあああああ! チキって1万しか使わなかったけど1万が17万になった」と、見事生活費を増やしたことを自身のSNSで証拠写真と共に報告している。