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インタビュー

【ONE】RIZIN王者からONE参戦のハム・ソヒ「自分の心の声に従って決めました。キャリアの“最後”のチャレンジになるのかなと思います」

2021/04/12 20:04
 2021年5月28日(金)の「ONE: EMPOWER」女子アトム級ワールドGPの1回戦に出場するハム・ソヒが3月25日、グローバル・メディアデーに参加。インタビューに応じた。  ハム・ソヒは、2019年の大晦日に浜崎朱加と3度目の対戦で判定勝ち。RIZIN女子スーパーアトム級のベルトを獲得するも、2020年10月に王座を返上。2021年2月にONE女子アトム級ワールドGP参戦が発表されていた。  インタビューでハムは、RIZIN王座を返上してONEと契約したことについて、「難しい状況にはありましたが、自分の心の声に従って決めたこと。これまで戦ったことのない場所で自分を試したかった」と言い、「ONEでベルトを勝ち取ること」を目標として掲げた。  1回戦の相手は、現王者のアンジェラ・リーが妊娠前に挑戦権を得ていたフィリピンのデニス・ザンボアンガ。MMA8戦無敗の24歳で、2020年2月には、山口芽生(V.V Mei)を判定で下している強豪だ。  34歳のハムは、「自分のキャリアで“最後のチャレンジ”になるのかなと思います。だから、ここで最大の成果を出したいと思います」と、必勝の覚悟を見せる。  SMACKGIRL、JEWELS、RIZINと日本のファンとともにキャリアを築いてきた。 「ONEのステージでいつ日本で試合を出来るか分かりませんが、日本のファンの皆さんは私がどこで戦っていても応援してくれると信じています。日本でまた試合をできることもとても楽しみにしています」というハム・ソヒは、平田樹との対戦についても語っている。  ハム・ソヒとの一問一答の全文は以下の通り。 [nextpage] ハム・ソヒ「平田選手とは、いつかサークルで顔を合わせる日が来れば」 ──ONE Championshipと契約をかわしました。今後のプランをどのように考えていますか。 「まず初めに、ONE Championshipと契約できたことをとても誇りに思っています。ONEはとても大きな団体だと理解しています。ONEと契約した私のたった一つの目標は、『ベルトを勝ち取ること』です。そこに辿り着くまで、前に進み続けます」 ──これまで戦ってきた大きな団体は他にもある中で、今回、ONE Championshipを選択した理由はなんでしょうか。 「自分がこれまで戦ったことのない場所で自分を試したかったからです。今、自分にとってONE Championshipは最大のステージだと思っています。だからONEと契約しました」 ──RIZINでベルトを取ってすぐにONEと契約することは難しい選択でしたか? 「自分の心の声に従って決めたことなので難しかったとは言えません。ただ、難しい状況にはありました」 ──ハム・ソヒ選手はこれまで、RIZIN、ROAD FC、DEEP JEWELSなど複数の団体でベルトを獲得してきました。もしこのトーナメントを制したら、グランプリのベルトはどの順位に入るでしょうか。 「どうでしょう。ただ、自分のキャリアで最後のチャレンジになるのかなと思います。だから、ここで最大の成果を出したいと思います」 ──1年以上の試合間隔が空いて、やっと実戦復帰ですね。試合を楽しみにしていましたか。 「2つ感じています。ひとつめは、今まで1年半も戦わなかったことはありません。試合をして来なかった期間が長かったのは、少し気になるところです。2つ目は、これは別のステージで新しい経験です。楽しみなのと同時に、不安や緊張もあります。でもやっぱり一番は楽しみだなっていう気持ちの方が大きいです。ONE Championshipのルールも好きですし」 ──女子アトム級ワールドグランプリでの初戦の相手は、アトム級ランキング1位のデニス・ザンボアンガ(フィリピン)に決定しました。最近の彼女の試合を見て、1位に相応しい選手だと思いますか。 「はい、彼女は今ONEのランキングで1位ですね。これまでいろんな相手を倒してきましたし、1位であるのには何か理由があるんだと私は信じています。それに、事実1位であることに変わりないですよね」 ──ザンボアンガ選手について、どんな印象をお持ちですか。 「正直なところ対戦相手のことはあまり気にしていません。まだ、彼女について充分に研究していません。これから、たくさん研究する予定です。彼女は強くて素晴らしい選手だと、共通の友人から聞きました。自分の強みとコンディション調整にしっかりと集中しようと思います。自分のスタイルをサークルケージで見せたいです。また、何が起こるのか自分でも興奮していますし、試合を楽しむつもりです」 ──どんな試合になると思いますか。 「簡単な試合にはならないです。タフな試合になると思います。どちらも試合後に立つことが必死になるくらい疲れる、タフな試合になると思います。でも先ほども言ったように、試合で楽しむことを忘れたくないですね」 ──女子アトム級ワールドグランプリの中で誰が最大の敵と言えるでしょうか。 「アスリートとして、出場する選手たちみんなが強いと思うし、難しい試合になると思います。サークルケージに入って試合をした時に分かることなので、サークルに入って相手と対峙するのを楽しみにしています」 ──ONE女子アトム級は水抜き禁止の52.0kgの契約体重ですが、過去戦ってきた団体の契約体重はそれぞれ違うと思います。ONE女子アトム級の体重は、これまでよりも自分に合っていると思いますか? 「ONEのハイドレーション(尿水分値チェック)のシステムは、世界で一番良いシステムだと思っています」 ──このグランプリの勝者は、王者のアンジェラ・リーへの挑戦権を獲得します。アンジェラについてはよく知っていますか。もし戦ったらどんな戦いになると思いますか。 「アンジェラ・リーのONEでの試合は全部見ました。もし試合をしたら、もちろん難しい試合になるでしょう。アンジェラにはアンジェラの強みがあって、自分には自分の強みがあります。アンジェラの試合から言えるのは、彼女は戦いを楽しんでいるように見えました。それは私と同じです。だからもし私たちが戦ったら、どちらも試合を楽しむと思います」 ──ハム・ソヒ選手は日本で輝かしい戦績を残しました。これからはONEのステージで戦いますが、日本だけでなくアジア、世界に自分のパフォーマンスを見せることについてどんな気持ちですか。 「ONEのステージでいつ日本で試合を出来るか、今は分かりませんが、日本のファンの皆さんは私がどこで戦っていても応援してくれると信じています。日本のファンの皆さんの前でまた試合をできることもとても楽しみにしています」 ──日本のファンの中では、平田樹選手との試合を見たいという人も多くいますが、このGPでは互いに決勝まで勝ち上がれば、平田選手との試合の可能性も出てきます。そのことについてはどう考えますか。 「確かに、日本のファンの方から『平田選手との試合を見たい』と沢山のコメントやメッセージをもらいました。でも、正直なところ、まだ彼女についてあまり知らないです。ONEと契約したので、これから平田選手についてもっと研究してもっと知って、いつかサークルで顔を合わせる日が来れば、それほど楽しみなことはありません」 ──ところで、ハム選手は、読書家としても有名ですね。“ハルキスト”村上春樹のファンでもあるとか。最近読んだ本で一番印象に残っているのはどの書籍ですか。 「うーん(笑)、おすすめの一冊を挙げるのは難しいですね。一冊読んだら、その作者の本を全て読みたくなります!」 ──入場曲は何を使用する予定ですか。 「まだ決めていないです。試合までまだ時間があるので、使いたいって思う曲を見つけたいと思います」 ──最後に、日本のファンにメッセージはありますか。 「私がどこで戦っても、私は楽しみますし、最高のパフォーマンスを皆さんにお見せします。日本でやってきたように。これからもぜひ応援をお願いします! 全力を尽くします」
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