破壊力のあるパンチを持つ京谷と、階級を上げて挑む京介
2021年5月23日(日)東京・後楽園ホール『RISE 149』の対戦カード第一弾が発表された。
RISEバンタム級(-55kg)3分3R延長1Rで、同級5位・京谷祐希(山口道場)がスーパーフライ級4位・京介(TOP DIAMOND)と対戦。
京谷は強打と当て感の良さで連戦連勝。2010年に『DEEP☆KICK』で皇治と対戦し、当時無敗だった皇治に初黒星を付けた。2012年6月には『Krush』で武尊と対戦し、当時5戦5勝の武尊から2度のダウンを奪った末にドクターストップでTKO勝利、武尊にプロ唯一の黒星を付けている。2016年10月には『HOOST CUP』にて玖村修平からも勝利を収めるなど実力者ぶりを発揮した“伝説の壊し屋”。その後、怪我のため試合から離れたが2019年9月のRISEで約3年ぶりに復帰。いきなりRISEバンタム級8位・金子梓をKOした。2020年は1月に志朗に判定で敗れたが、8月は知花デビット、11月は鷹介から勝利。戦績は16勝(10KO)7敗1分。
K-1 WORLD MAXで活躍した小比類巻貴之の弟子である京介は、スーパーフライ級新設当初からRISEに定期参戦し、風音や政所仁、大崎孔稀らと拳を交えてきたが、連敗を機に今回より階級を上げてバンタム級で再起を図る。 戦績は8勝11敗2分。
ライト級(-63kg)3分3Rでは、第2代Bigbangライト級王者&第19代MA日本同級王者・稲石竜弥(Team OJ)が、元J-NETWORKライト級王者・杉本卓也(WSR フェアテックス)と対戦。
稲石はレベルス、ビッグバン、Krushなど様々なリングを渡り歩き、3本のベルトを腰に巻いた。“変態的”と称されるバックハンドブローやバックスピンキック、ジャンプしての攻撃などトリッキーな動きが持ち味だ。2020年7月にKENTAに判定負けして以来のRISE参戦。戦績は25勝(6KO)16敗。
杉本もパンチを武器にKNOCK OUTやJ-NETWORK、REBELSなど様々な団体で活躍。打ち合い上等のスタイルで特に右ストレートは必殺の威力。2018年3月にJ-NETWORKスーパーライト級王座にも就いた。RISE初参戦となった2020年2月は、かつて勝利した実方拓海にリベンジを許した。今回が再起戦となる。戦績は14勝(3KO)12敗3分。
また、スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1Rでは、2016・2017年全日本学生キックボクシング連盟フェザー級王者でRISE同級7位の常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA)とDEEP☆KICK60kg 1位・駿(FASCINATE FIGHT TEAM)の対戦も決定している。
<決定対戦カード>
▼バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
京谷祐希(山口道場/同級5位)
京介(TOP DIAMOND/スーパーフライ級4位)
▼ライト級(-63kg)3分3R
稲石竜弥(Team OJ/第2代Bigbangライト級王者、第19代MA日本ライト級王者)
杉本卓也(WSRフェアテックス/元J-NETWORKライト級王者)
▼スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/同級7位、2016・2017 年全日本学生キックボクシング連盟フェザー級王者)
駿(FASCINATE FIGHT TEAM/DEEP☆KICK60kg 1位)