2021年4月10日(土)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2021 act.2』の追加対戦カードが発表された。
SB日本フェザー級王者・笠原友希(シーザージム)の対戦相手がRISEフェザー級5位・宮崎就斗(TARGET)に決定。
宮崎は必殺のローキックを武器に長らくRISEフェザー級のランカーで活躍。これまでにシュートボクシングには3度参戦し、伏見和之や内藤大樹といったSBトップどころと対戦して激闘を繰り広げている。昨年にはDEEP☆KICK-57.5kgトーナメントを勝ち上がり、DEEP☆KICK-57.5kg暫定王者に輝いた。2020年11月のRISEでは竹内将生に敗れている。
笠原は11戦目のSB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント決勝戦で、植山征紀に敗れるまではプロデビュー以降10戦全勝をマーク。2019年6月には国内55kg級トップクラスの小笠原瑛作をヒジ打ちによるカットでTKOに破る大番狂わせを演じた。5連勝の勢いに乗って2020年7月、那須川天心の対戦相手に選ばれたが初回KO負け。再起戦では手塚翔太と大激闘の末、KO勝ちでSB日本フェザー級王座に就いた。2月の開幕戦で『REBELS』からの刺客、栗秋祥梧からシュートポイントを奪った上で完勝。戦績は16勝(8KO)2敗のサウスポー。他団体の王者との対戦を熱望しており、宮崎撃破でRISEフェザー級王者・工藤政英との王者対決につなぐか。
その笠原と王座を争ったSB日本フェザー級1位・手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸)はガオパヤック・ワイズディー(タイ/Y’ZD GYM)と対戦する。ガオパヤックはスイッチを見せながらローキック、ミドルでガンガン前に出て、パンチ連打で追い込むスタイルのアグレッシブファイター。日本初試合は2018年6月の『NKB』で加藤有吾に2RでKO負け。2020年2月の同じくNKBではKEIGOに大差の判定勝ちを収めている。
手塚は笠原と同じ2001年生まれで、2018年3月にプロデビュー。タイトル挑戦権の懸かったCAESARS LEAGUE 2019で単独トップとなり、笠原と王座決定戦を争ったが敗れている。戦績は6勝(2KO)6敗1無効試合。14戦目でタイ人との初対戦となった。
なお、2月の『SHOOT BOXING 2021 act.1』と同じく、会場に来られないファンのために今大会の模様が「ローチケ LIVE STREAMING」にて有料配信されることも決定した。