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【修斗】世界フェザー級王者・斎藤裕がタイトルを返上「更なる高みへ精進していくのみ」

2021/03/31 13:03
【修斗】世界フェザー級王者・斎藤裕がタイトルを返上「更なる高みへ精進していくのみ」

RIZINで朝倉未来に勝利後、修斗のケージで挨拶を行っていた斎藤裕

 第10代修斗世界フェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)が、2021年3月末日付けで同王座を返上したことを、日本修斗協会が発表した。王座は空位となる。

 斎藤は自身のツイッターで「この度、修斗フェザー級のベルトを返上することになりました。このベルトが自分を成長させてくれて、嬉しいことも苦しいことも全て蓄積していきました。 現役王者としてRIZINに送り出してくれた、坂本(一弘)代表には感謝してもしきれません。 更なる高みへ精進していくのみです」と今後への決意を語っている。

 2016年1月11日、修斗世界フェザー級王座決定戦で中村ジュニアに判定勝ちで同王座を獲得した斎藤は、2017年4月に宇野薫を相手に判定勝ちで初防衛戦に成功。

 2020年3月にデュアン・ヴァンヘルフォートを相手に防衛戦が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響でヴァンヘルフォートの来日が不可能となり、挑戦者が内藤太尊に変更されたものの大会が中止。以降、RIZINに参戦し、2020年8月に摩嶋一整にTKO勝ち。2020年11月に朝倉未来との「RIZINフェザー級王座決定戦」で判定勝利し、二冠となっていた。

 一方で、修斗では2019年9月に高谷裕之を相手にノンタイトルで戦い、1R KO勝ち以降、試合が組まれることはなく、今回の王座返上となっている。

 現在、修斗世界フェザー級ランキングの1位は、環太平洋王者でもあるSASUKE(MASTER JAPAN)で、2位は仲山貴志(総合格闘技津田沼道場)、3位がアギー・サルダリ(オランダ)、4位がTOMA(直心会TK68)、5位がデュアン ヴァン ヘルフォート(オランダ)、6位に工藤諒司(TRIBE TOKYO M.M.A)がつけている。

 空位となった王座は決定戦が行われるのか、続報を待ちたい。

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