2021年4月18日(日)GENスポーツパレスにて開催される「ZST.70」の主要対戦カードが発表された。
当初、予定されていた「ZSTフェザー級王座次期挑戦者決定トーナメント決勝戦」島村裕(総合格闘技宇留野道場)vs.木下尚祐(和術慧舟会GODS)が、木下が練習中に頭部を負傷し、全治2カ月と診断されたため欠場に。島村はワンマッチで椿飛鳥(トライデントジム)との対戦が決定した。次期挑戦者決定トーナメントについては現在、実行委員で協議中。
2020年11月のトーナメントで高須将大を2R TKOに下し決勝に進出した島村は、2017年9月のZST参戦から現在まで6戦4勝1敗1分。唯一の黒星が、2017年9月にRIZIN参戦中の現王者・関鉄矢にTKO負けした試合だった。柔道ベースの強い極めに加え、近年は打撃での進化も著しい。
対する椿は、アマチュア修斗優勝後、ABEMA『格闘代理戦争』に出場。『ONEウォリアーシリーズ』で2勝1敗と勝ち越し、2020年4月の「Road to ONE:2nd」で工藤諒司に1R TKO負け。9月のプロ修斗で西川大和に三角絞めで一本負けし、2連敗。再起をかけて、ZST初参戦となる。
【写真】iSMOS
また、ライト級で、王者・小金翔(フリー)が参戦。岸野絋樹(トイカツ道場)とノンタイトルで戦う。組み技を得意とする両者。小金は2020年7月の「iSMOS.1」で北岡悟と判定無しのドロー。連勝が4でストップしている。1年8カ月ぶりのホームで再び白星を積み上げるか。対する岸野は2019年12月からZST、Fighting NEXUSで4連勝中だ。
フライ級では、前戦で伊藤盛一郎をヒジで切り裂きながらも惜敗した浜本“キャット”雄大(クロスポイント大泉)が参戦。4年8カ月ぶりにZST参戦となる俳優の渡邉龍太郎(SONIC SQUAD)と対戦する。MMA2戦目ながらテイクダウン耐性が高く、危険な打撃を持つ浜本を相手に、SONIC SQUADで関鉄矢とMMAの経験を積んできた渡邉はブランクを払拭するファイトを見せられるか。
また、島村裕に敗れた高須将大(ストライプル茨城)が再起戦。Fighting NEXUSを経て、2020年8月の諏訪部哲平戦でZSTに復帰し、判定勝ちした金井塚信之(フリー)と対戦する。ステージ4のがんとも闘う高須は、「前回大事な所で負けてしまったけれどまだ諦めていません。絶対勝つ」と必勝宣言。金井塚は4連勝なるか。
▼ZSTルール 当日計量85.0kg以下契約5分2R平信一(綱島柔術)モリシマン(STYLE PLUS GYM)
その他、平信一(綱島柔術)とモリシマン(STYLE PLUS GYM)の1戦も決定。平は、ZSTで2連勝後、2020年7月のPANCRASEで葛西和希にパウンドでTKO負け。同年8月のZSTでグラップラーの谷口実となぜかキックボクシングルールで判定勝利しており、今回はMMAで再起を図る。
対するモリシマンはGRANDSLAMで2連勝も現在は4連敗中。2019年8月の前戦では「SWAT! 170」にて石浦良平に判定負けしており、4年ぶりの白星をつかみたいところだ。
ZST.70
2021年4月18日(日)GENスポーツパレス開場時刻15:30 開始時刻16:00
▼ZSTルール フェザー級 5分2R島村 裕(総合格闘技宇留野道場)椿 飛鳥(トライデントジム)
▼ZSTルール ライト級(当日計量77.1kg以下)5分2R小金 翔(フリー/第3代ZSTライト級王者)岸野絋樹(トイカツ道場)
▼ZSTルール フライ級(当日計量量61.2kg以下)5分2R浜本“キャット”雄大(クロスポイント大泉)渡邉龍太郎(SONIC SQAUD)
▼ZSTルール 当日計量69.0kg以下契約 5分2R高須将大(ストライプル茨城)金井塚信之(フリー)
▼KOKルール フライ級 (当日計量61.2kg以下)5分2R長野将大(リバーサルジム武蔵小杉所プラス)田丸啓輔(総合格闘技宇留野道場)
▼ZSTルール フライ級(当日計量61.2kg以下)5分2R児玉勇也(トイカツ道場/とらの子レスリングクラブ)勅使河原稜太(AACCスパイダー)
▼ZSTルール バンタム級(当日計量65.8kg以下)5分2R諏訪部哲平(和術慧舟会駿河道場)松本大輔(IMNグラップリング)
▼ZSTルール フェザー級(当日計量70.3kg以下)5分2R森永ユキト(ストライプル新百合ヶ丘)若林康弘(SAI-GYM)
▼ZSTルール フェザー級(当日計量70.3kg以下)5分2RFUMA(プロレスリングBASARA)福山博貴(フリー)
▼ZSTルール 当日計量85.0kg以下契約5分2R平信一(綱島柔術)モリシマン(STYLE PLUS GYM)
【出場予定選手】佐々木亮太(蒼天塾 あざみ野道場)榊原 徹(U-FILE CAMP登戸)本橋賢太(和術慧舟会GODS)※その他、グラップリングマッチを予定