2021年3月28日(日)東京・日本武道館で開催された『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.2~』の一夜明け会見が、29日(月)都内にて行われた。
会見の冒頭、中村拓己K-1プロデューサーは前夜の大会を振り返り「選手がK-1を体現してくれてそれが結果になった。これがK-1の戦いだという試合を見せられたと思う」と総評し、大会をライブ配信した「ABEMAの視聴数が過去最高だったと聞いております」と反響の大きさが過去最高だったと告げた。
また、「那須川天心選手が来場して、武尊選手とレオナ選手の試合を観戦しました。昨日はRISEの後楽園ホール大会が行われている中で来てもらったことで、RISE関係者の皆様には感謝しております。武尊選手と那須川選手の試合につきましては、昨日の試合がどうなるかが一番でしたので、一夜明けてこれから色々と調整したいと思います。現時点では皆さんに報告できることは何もありません。これから決定事項があれば報告しますのでその時をお待ちください」と、ここからが始まりだと話した。
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K-1・Krushの新階級と新たな階級区分を発表
中村拓己K-1プロデューサーは29日、会見でK-1・Krushの新階級と新たな階級区分を発表した。K-1・Krushにおいて以下の階級が追加される。K-1バンタム級(-53kg)K-1ヘビー級(-100kg)K-1スーパー・ヘビー級(100kg以上)Krushフライ級(-51kg) K-1に新設されるのはバンタム級とスーパー・ヘビー級。これまでK-1ではスーパー・バンタム級(-55kg)が最軽量級だったが、その一つ下の階級としてバンタム級が追加された。 また最重量級だったヘビー級(無差別級)が100kgを境に100kg以下をヘビー級、100kg以上をスーパー・ヘビー級と階級分けされる(※ロエル・マナートは変わらずK-1ヘビー級王者として認定)。 そしてKrushではバンタム級よりも軽い階級としてフライ級(-51kg)が新設される形となった。新たな階級を発表後、すぐにKrushバンタム級の選手たちやフライ級での試合を希望する選手たちが自身のSNSでコメント、ボクシングからK-1への復帰を果たした京太郎は「重量級が3階級になるなら、3階級制覇を目指す」と記している。