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【RISE】AKARI「負けたままで終わってもらう」vs.宮崎若菜「圧倒的に勝つ」、山本ユノカ「早い段階で倒す」vs.大倉萌「殺気を持って戦いたい」=NEXT QUEENトーナメント

2021/03/28 05:03
【RISE】AKARI「負けたままで終わってもらう」vs.宮崎若菜「圧倒的に勝つ」、山本ユノカ「早い段階で倒す」vs.大倉萌「殺気を持って戦いたい」=NEXT QUEENトーナメント

左から大倉萌、AKARI、宮﨑若菜、山本ユノカ(C)ゴング格闘技

 2021年3月28日(日)東京・後楽園ホールで開催される『RISE 147』の前日計量および会見が27日(土)14時より都内にて行われた。

 RISE QUEENミニフライ級王者・寺山日葵(TEAM TEPPEN)へのタイトル挑戦権をかけて戦う「ミニフライ級(-49kg)NEXT QUEENトーナメント 2021 準決勝」出場の4選手が全員計量をパス

 第1試合の山本ユノカ(Kick Box)が48.9kg、大倉萌は48.85kgでパス。第2試合のAKARI(TARGET)が48.8kg、対する宮崎若菜(TRY HARD GYM)は48.7kgで計量を終えている。

 今大会では、ワンデートーナメントの決勝がセミファイナルとなり、メインのRISE QUEENアトム級王座戦に続く、女子の2試合で大会を締めることとなる。

 会見では、その責務を担うトーナメントの4選手が火花を散らした。

 2019年11月のRISEで対戦し、宮崎若菜に判定勝ちしているAKARIは、「明日は(決勝と合わせて)2試合あるつもりでいますが、1試合1試合を大切にし足元を救われないように、やってきたことをしっかり出し切るように頑張ります」と意気込み。

 一方の宮崎は、「明日は2試合勝って挑戦権をゲットします。前回判定で負けているので、1回戦ではダウンを取るか、圧倒的なKOで勝ちます。決勝戦はパンチ主体の選手(=山本)と蹴り主体の選手(=大倉)なので、パンチでも蹴りでも両方とも私は倒して勝てると思います」と優勝宣言した。

 その言葉を受けて、AKARIは「負けたままで終わってもらおうと思います」と“主役”の座は譲らないとした。

 また、反対ブロックで山本ユノカと対戦する大倉萌は、「今日までしっかりコンディションを整えてバッチリです。1試合目から盛り上げて、しっかり優勝して挑戦権を得ます」とこちらも優勝宣言。

「道場で練習してきたことを出せれば早期決着も可能かなと思います。神村(エリカ)プロデューサーのような殺気を持って戦いたい」と表情を引き締めた。

 対する山本は「RISE女子は凄く盛り上がっていて、この階級でも、もっと盛り上がる試合をしたいと思います。最初に対戦する大倉選手は強敵ですが、早い段階で倒して勝って、決勝も勝って次に繋げたいと思います」と自信を見せた。

 トーナメントは3分3R延長2Rのサバイバルマッチ。決勝までいかにダメージ少なく勝ち上がるかも優勝の肝になるが、現在、キック界でも猛威を振るっているカーフキックを有効に使った選手が、試合を優位に進める可能性もある。

 そのカーフキックについて、4選手に聞くと、大倉は「カーフキックは話題になった頃から道場で対処は練習してきましたし、自分も蹴れるような練習はしてきました」と自信の表情。山本は「カーフキックへの対処はあまりしてこなかったですが、もし打たれたら……我慢します」と笑顔を見せた。

 AKARIは「そんな特別、練習したとかはないんですけど、カーフキックを打たれても対処は出来ると思うので、心配していません」。そして宮崎も「私も特にカーフキックを警戒することはなく、対処もしていませんが、蹴られたら蹴られただと思っています」と意に介さなかった。

 近い距離でカーフに蹴りを効かせることは、相手のパンチをもらうリスクもある。果たして、トーナメントを4選手はいかに勝ち上がるか。

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