タイを主戦場に活躍する日本人ムエタイ戦士のタイで活躍を続ける福田海斗(キング・ムエ)が、ムエタイの殿堂ラジャダムナンスタジアムの最新4月度ランキングでスーパーフライ級8位にランクイン、ランカーに返り咲いた。
福田は昨年10月に、同スタジアム認定スーパーフライ級6位から4位にランクアップしたが、その後ランキングから一度は外れた。1月に元ランカーの強豪シンラパタイ(ルンピニースタジアム)に勝利、2月は現役ランカーのサックシーに僅差で敗れたものの3月には再戦となったシンラパタイを4RにKOで返り討ちにし、その活躍が評価された。
タイのランキングは、たとえランカーであっても負けが込んだり試合から遠ざかっているとあっという間にランク外となってしまう厳しいもの。その中で常にランキングに絡んでいる福田の活躍は特筆すべきであろう。2015年12月にはもうひとつの殿堂ルンピニースタジアムでフライ級3位にランクインしたこともある。
その福田が4月24日(水・現地時間)のラジャダムナンスタジアム『スック ワンギントーン』に出場する。今回の対戦相手は名門PKセンチャイムエタイジムの秘蔵っ子、ヨックペット・PKセンチャイムエタイジム(タイ)に決まった。
ヨックペットはブリラム出身の19歳、PKセンチャイムエタイジムのオーナー“シアケー”ことソムチャイ氏が息子のように可愛がっているという選手で、ヨードレックペットvsセクサン戦が実現した昨年12月のビッグマッチ『スック ソーソムマイ』にも出場してKO勝ちを収めている。
まだランキングには入っていないものの、タイ最大の財閥CPグループの支援も受けているという若手強豪。福田と同じファイタータイプでキレのあるパンチが得意だという。険しい道のりが続くが、ヨックペットを下しランキング上位に食い込んでいくことができるか。
「スック ワンギントーン」
2019年4月24日(水・現地時間)ラジャダムナンスタジアム
▼第4試合 117ポンド契約 3分5R
カイト・ウォーワンチャイ(福田海斗/ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級8位/元タイ国プロムエタイ協会フライ級王者)
vs
ヨックペット・PKセンチャイムエタイジム(タイ)