4月21日(日)神奈川・横浜アリーナにて開催された『RIZIN.15』で、“真珠の顔面を破壊した女戦士”ヤスティナ・ハバ(ポーランド)を判定で降した渡辺華奈(FIGHTER'S FLOW)。
勝利したとはいえハバの打撃に苦しみ、鼻血を出して顔面も腫らせた渡辺は試合後のインタビューを終え、シャワーを浴びていたら急に右目が膨れ上がり、病院へ運ばれたところ眼窩底骨折であることが判明。同日に右目が腫れあがった写真を自身のSNSにアップして報告した。
試合翌日、渡辺は再びSNSに投稿。「眼窩底骨折はあまりひどくはなく、手術や特別な治療はしなくて良いみたいです。経過観察に問題なければ2週間の安静ですみそうです。連戦で練習詰めて、減量もしっぱなしだったので体を休める良い機会だと捉えてます」と、治療が長引くような重傷ではなかったと報告。ファンをひと安心させた。
また、「練習とトレーニングが出来ないととにかく暇です。何もやることがない」と格闘家ならではの悩みも。
RIZINでは渡辺、中井りん、真珠・野沢オークレアらがいる女子57kg級でトーナメントや初代王座決定戦を計画しており、榊原信行RIZIN実行委員長は「磨いていきたい階級」としている。真珠に勝っているハバに勝利した渡辺が現時点では一歩リードしており、復帰が待たれるところだ。<関連リンク>渡辺華奈、激闘で勝利の代償は眼窩底骨折【試合】ハバの打撃に苦しむも最後は逆転の柔道技! 大内刈テイクダウン&パウンドで渡辺が辛勝渡辺華奈「上は取れると思います。そして逃さない」真珠に続き渡辺華奈の顔面も破壊か、ヤスティナ・ハバ「覚悟して自分の持ち技を出したい」