【K-1】クルーザー級2試合に出場選手たちが重量級の魅力をそれぞれアピール、次期王座挑戦者に名乗りを上げるのは？

　2021年3月21日（日）東京ガーデンシアター『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN～K'FESTA.4 Day.1～』の前日計量＆記者会見が、20日（土）都内にて13：00より行われた。 　今大会で組まれたクルーザー級の2試合、第6試合 で対戦する第2代HEAT総合ルールミドル級王者・加藤久輝(ALIVE)はリミットちょうどの90.0kg、M-1世界ヘビー級王者サッタリ・ウィラサクレック(イラン/WSRフェアテックス・イラン)は88.7kg、第5試合で対戦するRUI（K-1ジム福岡チームbeginning）は90.0kg、第1回＆3回真正会全日本空手道選手権大会重量級優勝・谷川聖哉（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）は89.3kgでそれぞれ計量をパス。 　その後の会見で谷川は「明日は自分とRUI選手が5試合目で、6試合目が加藤選手とサッタリ選手。同じ階級が続くので、これは意図的に組まれたものだと思うので他の選手とは違ったクルーザー級の試合を見せたい」、RUIは「計量終えてあとは明日の準備という感じです。向かい合った時にいい表情をしていたので明日が楽しみになりました」、サッタリは「準備万端です」、加藤は「年が変わって今年は強い自分を見せます」と、それぞれコメントした。 　今回の『K'FESTA.4』ではヘビー級も含めて重量級の試合が多く組まれ、1週間後のDay.2では王者K-Jee（K-1ジム福岡チームbeginning）vs挑戦者シナ・カリミアン（イラン/POWER OF DREAM）のK-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチがある。 　その中で自分はどのように存在感を示すつもりなのか、との質問に谷川は「スピードであったり空手の蹴り技であったり、一味違うのを見せたい。もちろん自分は当初カリミアンと試合が決まっていたので、来週のタイトルマッチはめちゃくちゃ意識して試合をしたいと思います」と答える。 　RUIは「福岡に帰って現王者のK-Jeeと練習を積んできました。アイツも強くなっているし、自分も今回に向けて仕上げてきました。その中でクルーザー級が多く組まれているので、これは福岡に帰って強くなったところを見せたい気持ちです。期待してください」と、強くなった自分を見せたいとした。 　サッタリも「クルーザー級として軽量級に負けない試合をして、ベストを尽くして迫力ある試合を見せたい」と重量級の迫力を発揮したいとする。 　そして加藤は「クルーザー級が4試合も組まれて、盛り上がっている階級だと感じています。最近、クルーザー級ならスピードのある選手が何人もいるので、自分はパワーとスピードが持ち味になる。2連敗中なので、誰もサッタリとはやりたくないのをすぐオファー受けたので、しっかりアピールしたい、倒して上位に戻ってシナ、K-Jee、杉本（仁）ともう一回やりたいです」と、パワー＆スピードを発揮してトップクラスに返り咲きたいとした。