2021年3月21日(日)東京ガーデンシアター『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K'FESTA.4 Day.1~』の前日計量&記者会見が、20日(土)都内にて13:00より行われた。
第9試合のスーパーファイト、-59kg契約3分3R延長1Rで対戦する、第2代Krushフェザー級王者・小澤海斗(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)は、共に58.9kgで計量をパス。
プロボクシングからキックボクシングに転向し、これまでRISEで戦ってきた篠塚は今回がK-1デビュー戦。「気持ちも身体も仕上げてきたので、後はやるだけです」と準備万端だとコメント。迎え撃つ小澤は「明日は応援してくれる人のために勝ちをプレゼントしようかなと思っています」と2019年6月以来の白星を誓う。
対戦相手と顔を合わせた感想を聞くと、小澤は「会見をやった時から今の今まで別に変わらないというか。平常心ですね」、篠塚も「自分も特にないですが、久々の試合なので早くぶっ飛ばしたいですね」と、お互いに何もないと答える。
約1年ぶりの試合となる篠塚だが「身体も体重も調整できて大丈夫。身体のキレも出てきました」とブランクの影響は感じないとし、同じく約1年ぶりの復帰戦となる小澤は「まあ、変化はあった。めっちゃ落ち着いたんじゃないかな」と精神的な変化があったとした。
事あるごとに篠塚から挑発を受けていた小澤だが、「その件に関しては呆れてるって感じですね」とかつてのように怒りを爆発させることなく大人の態度。
それを聞いた篠塚は「ずっと思っているんですけれど、成長したとか大人になったとか言ってるけれど、まず自分で言ってる時点で成長できていない。その辺も踏まえて明日はぶっ飛ばそうと思っている」と、とにかく“ぶっ倒す”と主張した。