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【K-1】働き者王者ゴンナパー「2カ月に1回は試合をしたい。もはや誰も相手がいないというぐらいまで持っていきたい」

2021/03/11 13:03
 2021年3月28日(日)東京・日本武道館『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K'FESTA.4 Day.2~』にて、Air KBZゴールデンベルトチャンピオンシップ2017年67kg級王者・南雲大輝(=金子大輝/八光流柔術総本部)と対戦するK-1 WORLD GPライト級王者ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)が都内所属ジムで公開練習を行った。  ゴンナパーはタイで100戦以上のキャリアを積み、2010年から日本を主戦場に。日本人キラーとして名を馳せ、2016年9月からK-1 JAPAN GROUPに参戦。2018年4月に佐々木大蔵を下して第5代王座に就き、同年9月には大沢文也の挑戦を退けて初防衛に成功。2020年1月に横山巧、6月には篠原悠人の挑戦を退け3度の防衛に成功した。そして12月のK-1で林健太を破り、第4代K-1 WORLD GPライト級王座に就いている。戦績は108勝(22KO)29敗3分。  これがK-1チャンピオンとしては初の試合となるゴンナパーは、タイにも一時帰国して英気を養い、トレーナーの持つミットにパンチ、ミドル、ヒザ蹴りを叩き込んでいき、「体調は徐々によくなってきている。試合の日には100%になってるはず」と笑顔を見せた。  対戦相手の南雲はミャンマーラウェイ王者で、今回の試合は「ムエタイvsミャンマーラウェイ」という図式でも注目されている。カード発表会見時にはラウェイについてあまり知らないと言っていたゴンナパーだが、その後は「映像を見て研究した」という。「ラウェイは、タイではカッチューアと呼ばれていて、一番大きな違いはグローブの有無で。南雲選手はラウェイで戦っていただけあって、パンチには警戒しないといけないと思うが、それ以外は特にムエタイと違う点はないと思う」と、余裕の表情を見せた。  その上で、王者として迎える今回の試合には、これまでとは違った決意がある模様で、「全力で戦って、見ている人たちが面白いと思ってくれる試合をしたい。2021年初の試合となるので、今年を占うという意味でもKO勝ちしたい。2021年初のKO勝利をもぎ取る」と語った。  K-1に参戦当初から念願として掲げていた王座獲得という大きな目標を果たしたゴンナパーは、次は何を目標としているのだろうか。それを問われると、こう返答した。「いい試合を続けて、誰よりも長い間タイトルを防衛し続けたい。その間にも自分のレベルを上げて、もはや誰も相手がいないというぐらいまで持っていきたい。もし本当に相手がいなくなったら? それはその時に考えるよ(笑)」 「チャンピオンとして常に負けるわけにはいかないので、いつも体調を万全に整えておかなければいけないと思っている。試合間隔を空けたくないので、2ヵ月に一回ぐらいは試合をしたい」と、王者となってさらに戦う意欲が増している。
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