メインイベントで対戦するDEEPミクロ級王者・大島(左)と富松
2021年3月7日(日)東京・後楽園ホール『skyticket Presents DEEP JEWELS 32~アトム級GP2021開幕戦~』の前日計量が、6日(土)都内にて13:00より行われた。
メインイベントのDEEP JEWELSアトム級(-47.6kg)GP一回戦5分2Rで対戦する、大島沙緒里(AACC)は47.50kg、富松恵美(パラエストラ松戸)は47.60kgで計量をパス。
富松は「久々に47.6kgの試合で。アトム級なんですけれどだいぶ違う体重でやっていたので禁酒がきつかったです。2日前くらいから(笑)]と、試合へ向けて禁酒したという。
続けて「今回アトム級トーナメントということで私がずっと辞めたいのに辞められない理由が正規チャンピオンになるってことで、そのチャンスがまた来たということで。しかも初戦がDEEPミクロ級王者の大島選手ってことで、チャンピオンになるからには強い人を倒して、誰も文句を言わないチャンピオンになりたいので大島選手をしっかり倒していきます」と、2014年2月にDEEP JEWELSライト級暫定王者となったが“暫定”というのが心に引っかかるようだ。
さらに富松は「それとウチのジムの浅倉カンナと、RIZINのベルトとDEEP JEWELSのベルト、二冠を2人で獲って2人でチャンピオンになるという目標を掲げていますので、必ずそれをクリアーして、私もベルトを獲って頑張ります。まずは強敵・大島さんを倒したいと思います」と、3月21日(日)名古屋・日本ガイシホールで開催される『RIZIN.27』で王者・浜崎朱加(AACC)とRIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチを争う挑戦者・浅倉カンナ(パラエストラ松戸)と2人でチャンピオンになりたいと宣言した。
一方、DEEP女子ミクロ級王座との二冠王を狙う大島は「富松選手は強い選手だと十分分かっていますが、これから勝ち上がって行くためにもこの試合は絶対に落とせないので、しっかり勝ちに行きます」と、さらに上を目指すと意気込みを語った。