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【RISE】白鳥大珠との因縁対決を制した原口健飛「RISEを引っ張っていけるのは僕しかいない」

2021/03/01 22:03
 2021年2月28日(日)神奈川・横浜アリーナで開催された『Cygames presents RISE ELDORADO 2021』の一夜明け会見が、3月1日(月)都内にて行われた。  会見にはセミファイナルのSuper Fight! -64kg契約3分3R延長1Rで、RISE WORLD SERIES 2019 -61kgトーナメント優勝者・白鳥大珠(TEAM TEPPEN)から2度のダウンを奪って判定3-0(30-27×2、30-26)で勝利したRISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント優勝者・原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)が出席。前夜の試合を振り返った。 「皆さんがめちゃくちゃ盛り上げてくれたので、2人もめちゃ燃えました。判定でしたが素晴らしい内容になったし、白鳥君に感謝したい。嬉しいけれど寂しい感じもある。これからどうしようかなって思う部分もあります。でも世界で戦える自信も付いたのでやってよかったなと改めて思っています」と、複雑な心境を吐露した原口。  文字通り差を見せて勝ったことには「成長したのは分からないですけれど、王者としての覚悟の違い。白鳥君もリスクあると言っていましたが、僕の方がリスクがある。そこの差が出たのかと思います」とメンタル面で差があったとする。  試合後には一緒に写真を撮り、YouTubeでコラボする話などをしたという両者。原口は「次の相手のペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9/GLORY世界フェザー級王者)がサウスポーなので白鳥君に真似してもらおうかな。僕もいろいろ真似できるので、それはお楽しみに。もしまた2年後とかにやるかもしれないけれど、プロなのでできると思う。戦友としてやっていければいいと思います」と、一緒に練習もできればとした。  白鳥とどんな話をしたいかと問われると「今までどういう感情だったか、僕のことをどう見ていたか聞きたいですね。僕も言いたいし、みんな気になっていると思うので」と、お互いの本音をぶちまけるトークをしたいそうだ。  毎回スタイルが変わる原口に、理想とする究極のスタイルはどういうものなのかと聞くと「理想がないからああいう戦い方になるんですよね。何でもできるファイターになる。誰の真似もしていないし、唯一無二のファイターになりたい」と、様々なスタイルで戦えるファイターになるのが理想だとする。  また、試合後に那須川天心がRISEを去った後には自分がRISEを背負いたいとの発言もあったが、「彼を超える人はいないと思うし、まだ超えられていませんが、いなくなるのでRISEを引っ張っていけるのは僕しかいない。いなくなってからは僕に任せて欲しい」と、改めてRISEを背負っていくと宣言した。  階級に関しては「日本では分からないですね。ペットパノムルンに勝ったら65kgでやるかもしれない。63kgの日本タイトルは獲ったので、63kgで世界を獲って…65kgの王者は山田洸誓なのでやりたくないので、彼が引退してからでもいいです(笑)」と、まずは63kgで世界王者になり65kgも見据えてるという。  また、毎回目を惹く記者会見でのド派手な衣装はどこで買うのかと聞かれると、「あれは用意してもらっているんです。僕も楽しみにしています。会見で初めて見るんですよ。ファンの人からも何を言われるのかなと思っています。自分でも気に入っています」と、自分で用意しているものではないと明かした。
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