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2021年3月12日 (金)、「QUINTET FIGHT NIGHT 6 in TOKYO」(EX THEATER ROPPONGI)で行なわれる女子変則巴戦の残り2チームが決定した。
ここまでに「TEAM CARPE DIEM」の5選手が発表されている同大会だが、当初は山本美憂チームとTEAM AACCの出場も発表されていた。
しかし、桜庭によると「美憂ちゃんが怪我して『今回は辞退させてほしい』との連絡があり」プロデューサー就任とチームでの参加を辞退。
また「阿部ちゃんのAACCも『試合が詰まっているのと怪我人が多くて人数が集められない。また次回出たい』とのこと」で、辞退が決定した。
2チームの辞退により、立ち上がったのが、現PANCRASE女子ストロー級王者の藤野恵実率いる、MMA女子チームだった。
TEAM Coroblock
藤野恵実
WINDY智美
端 貴代
小生由紀
柳仙香
かつて藤野とVALKYRIE旗揚げ戦で対戦経験があり、近年は柔術にも力を入れているWINDY智美、さらに和術慧舟會出身で、2007年ADCC世界大会女子-60kg級3位の端貴代の参戦も決定している。
QUINTET参戦に向け、藤野は「チームコロブロックの藤野恵実です! 帰ってきましたBBAなめんな。MMAファイターは強いんだよ! 優勝するために出場決めました。チーム=BBAのみんなで力を合わせて頑張ります!」との力強いコメントを発表している。
【追記】
小生由紀と柳仙香が加わり全メンバーが決定。小生はプロ修斗を主戦場にするMMA選手で、グラップリング大会で一本勝ちを量産するなど極めの強さに定評がある。柳はQUINTETにも参戦したTKこと高阪剛の弟子で、バックボーンは打撃系ながらも全日本アマチュア修斗決勝では腕十字で一本勝ちするなど勝負強さが光る選手だ。
TEAM Coroblockは全員がMMAファイターでありながら、端貴代と柳仙香はアマチュアQUINTET参戦経験もあり、藤野、WINDY智美は柔術の研鑽に努めるなどグラップリングの技術も持ち合わせ、さらに他の2チームよりもフィジカルの強さがあるという総合力の高いチームといえる。
そして、朗報はもう1チーム、グラップリングのスペシャリストが集まる「TEAM Fairtex」の参戦だ。
TEAM Fairtex
カロリーナ・デ・アモリン・クワハラ
岸田蘭音
ジュリアンナ・ラウレンティーノ
坂元和子
吉田綾子
柔術選手を中心にしたTEAM Fairtexは、2017年IBJJF世界柔術選手権で二冠(青帯女子ジュブナイル1ミディアムヘビー級&オープンクラスヘビー)を達成した実力者カロリーナ・デ・アモリン・クワハラがキャプテンを務める。
カロリーナを筆頭に、柔道出身でIBJJFアジア選手権2019アダルト紫帯フェザー級優勝の岸田蘭音、DUMAUインターナショナル2020女子アダルト青帯ライトフェザー級優勝のジュリアンナ・ラウレンティーノ、ZST Battle Hazard08 女子GTFトーナメントで準優勝、FINISH03でも最短FINISH賞を受賞している今成和成の弟子・坂元和子、ASIA2019青帯rooster3位の吉田綾子と実績のあるメンバーが集結した。
キャプテンのカロリーナは「道衣無しでも自分たちの実力を見せつけます! 一人ひとりが全力を出し切って頑張ります! 応援よろしくお願いします」との自信のコメントを残している。
また、今大会で行う巴戦の方法も決定した。その方法とは以下の通りだ。1st matchで敗れたチームが優勝するためには最大3試合を勝ち上がる必要がある変則トーナメントとなった。
【1st match】 TEAM A vs TEAM Bが対戦。
↓
【2nd match】 TEAM A vs TEAM Bの敗者 vs TEAM Cが対戦。
↓
【3rd match】1st matchの勝者 vs 2nd matchの勝者が対戦。
↓
優勝チーム決定!
なお、TEAM A、B、Cは抽選で決定されるが、抽選方法については後日発表されることになっている。「TEAM CARPE DIEM」を止めるのはどのチームになるか。組み合わせも注目される、QUINTET初の巴戦&六本木大会となる。