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【BREAKING DOWN】朝倉未来“1分間最強の男”を決める大会に「頭角を現した選手がRIZINに出られるようになったら面白い」

2021/02/25 19:02
 2021年2月25日(木)東京・トライフォース赤坂にて朝倉未来がスペシャルアドバイザーを務めるアマチュアMMA大会『BREAKING DOWN』の記者発表会が行われた。  発表会ではまず最初に模擬試合として3試合を暫定ルール(今後協議して正式決定)のもと実施。試合時間は1R1分の3R制との事前情報だったが、1R1分のみとなった。1分の試合を行い、3人のジャッジによって旗判定を行う(2本以上で勝利)。試合の模様は後日YouTubeにて公開される。 (写真)左からYUGO氏、田端氏、未来、堀氏、海(両端の女性は模擬試合のプレゼンター) 続いて行われた会見では運営団体設立の発表。統括本部長(大会総合プロデュース)としてDEEPにファイターとして出場していたRADIOBOOK CEOのYUGO氏、大会の総合プロデュースを手がける主催者であるRADIOBOOK株式会社(日本で唯一F1レーシングチームのスクーデリア・フェラーリと公式パートナーシップ契約を締結)CMOの田端信太氏、スペシャルアドバイザーの朝倉未来・海、そしてトライフォース赤坂の代表で大会発起人である堀鉄平氏が出席。  模擬試合を観戦した未来は「大体予想通り。面白い試合が多かった。視聴者のコメントを見て改良するところはしていきます」、海は「1分ならではの喧嘩みたいなバチバチの殴り合いは、この大会ならではの試合が見せられたので可能性を感じました」とそれぞれ感想を述べた。 (写真)KOで決着がつかない場合はジャッジによる旗判定(2本以上で勝利)が行われる YUGO氏は「元々は未来さんがYouTubeでこういうのをやろうと思っているのでスポンサーを募集しているというのを見て、アタックしてみようと。話してみて一緒に大会をプロデュースする形でできないかと1月の中旬に電光石火で決まりました。未来さんのアイデアからスタートして弊社は肉付けさせていただきました。最初は3Rやってみようとの話があったんですが、1分最強だから1分でやってみようとなって、凄いハマったと思います」と手応えを感じたという。 (写真)模擬試合の解説は朝倉海が務めた 大会発起人である堀氏は「当初は僕たちが主催してスポンサーで応援してくれる人を募集していたんですが、RADIOBOOKさんに声をかけていただいて、主体的にイベントを盛り上げていこうという熱意を感じたので、一緒にやってもらう形になりました」と説明。大会の趣旨は「日本の格闘技人口を増やす。YouTubeで見ている若者など、敷居を下げていろいろな人がやりやすいようにレベルを下げて、ゆくゆくは1分最強の人がRIZINでも通用して海外でも活躍する選手を作りたい。元々、前田日明さんがアウトサイダーで朝倉兄弟を発掘したのが素晴らしいことなので、それを再現したい」とした。  未来はこの“1分”の戦いについて「自分のYouTubeでメンバーによるガチ対決を1分でやったことがあって。動画を見返したらRIZINの下手な選手より面白い。体力がないので全力のぶつかり合いから面白いと始まって、提案しました」と、自身のYouTube企画から考えついたという。 「“1分最強の男”は男のロマン、素人でも強い人がいる。その中で頭角を現した選手がRIZINに出られるようになったら面白い」と、この大会からプロでも活躍できる選手を生み出したいと言い、もし自分がこのルールでやるとなったらどうかとの質問には「僕、このルールでやったら最強なんですよ。自分が出てみたいのもあります。刺激をもらえたので、これを活かした試合をしていきたいと思います」と、自分も活かせるルールだとした。  最後には「今日は3試合やりましたがもっと多い試合数でいろいろな人のドラマがある(VTRにて選手を紹介)。バズると思っているので楽しみにしていただければ」と、大会の成功に自信を見せた。  また、堀氏は「格闘技業界を変えていく。日本の選手が強くなって海外に挑戦する仕組みを作っていくことが大事。長続きすることが大事なので、長く続くようにしていきたい」と話し、海は「面白かったです。たくさんの人に参加してもらって挑戦する場になって欲しいです」と語った。
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