K-1K-1
K-1
インタビュー

【K-1】ヴィトー・トファネリが2度目の参戦「自分は空手の蹴りだ。空手の蹴りでK-1の蹴りに勝つ」

2021/02/25 12:02
 2021年3月21日(日)東京ガーデンシアター『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.1~』で、第7代Krushスーパー・ライト級王者の鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)と対戦するFIGHT DRAGON -70kg優勝ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ・闘英館)のインタビューが主催者を通じて届いた。  トファネリはMMAとキックボクシングの二刀流で、キックボクシングでは2018年5月の『RISE』で直樹に判定負け、2020年7月のRISEで原口健飛に敗れたが、中野椋太や麻原将平を鮮やかなバックスピンキックでKOしている。2020年11月のK-1に初参戦し、ウェルター級で野杁正明と対戦。ダウンを奪われて大差の判定負けを喫したが、タフさを見せつけた。今回はスーパーライト級に階級を落としてK-1での2戦目に臨む。 派手にKOして『ブラジル人がすごいKOをしたぞ!』と話題になれば ――今大会が2度目のK-1参戦となりました。試合が決まった時はどんな心境でしたか? 「非常にリラックスしているし、前回のようにプレッシャーも感じていない。自分の持っているパフォーマンスを発揮できると思う」 ――昨年11月のK-1福岡大会では野杁正明選手に判定負けという結果でしたが、あの試合を振り返っていかがでしたか? 「結果は残念だったけど、野杁と戦って考え方が変わった。あの時は戦いの視野が狭かったが、野杁に負けて視野を大きくするように意識していて、次はリラックスして試合が臨めると思う」 ――野杁選手はK-1のトップ選手ですが、彼と戦って得たものはありますか? 「野杁のような圧力を持った選手と戦ったのは初めてだった。色んな場面でどうしていいか分からずに戦ってしまった。今回は相手に飲み込まれることなく、自分のペースで自分の技術を持って戦って行きたいと思う」 ――今回はスーパー・ライト級の試合ですが調整・仕上がりはどうですか? 「もともとスーパー・ライト級で戦っていたこともあるし、そこまで大きな違いはないと思う。減量も普段通りに出来ているし、スーパー・ライト級で戦うことには問題ない」 ――スーパー・ライト級の方が体が軽い・動きがキレるという変化はありますか? 「前回とは(契約体重が)2.5kg軽くなるから、相手のプレッシャーを感じることはないだろうね」 ――トファネリ選手は回転系の蹴り技を得意にしています。前回は出せませんでしたが、今回の試合ではどうでしょう? 「前回よりプレッシャーも軽くなったし、今回は自分の思う通りの試合が出来ると思っている。前回緊張して動きが固くなってしまったけど、今回は違う。リラックスして自分のペースで、自分の好きなコンビネーションで戦いたいと思う。ぜひ楽しみにしてほしいね」 ――対戦相手の鈴木選手にはどんな印象を持っていますか? 「鈴木はKrushでチャンピオンになっていて、強い左ストレートと強い左の蹴りを持っている。相手のことは気にせず、自分のペースで試合を進めて行くつもりだ」 ――トファネリ選手も蹴りが得意ですが、蹴りの対決になったら勝つ自信はありますか? 「もちろん、自信はあるよ。彼はK-1・キックボクシングスタイルの蹴りだけど、自分は空手の蹴りだ。空手の蹴りでK-1の蹴りに勝つ」 ――「K'FESTA.4」には色々な選手が出場していますが、どんなインパクトを残したいですか? 「『K'FESTA』はK-1年間最大のビッグマッチだから、派手にKOして『ブラジル人がすごいKOをしたぞ!』と話題になって、みんなで盛り上がってもらいたいね」 ――これからのK-1での目標を聞かせてください。 「最初の夢としてK-1に出るという夢を叶えることはできた。次のステップとしてK-1チャンピオンになる夢を叶えたい」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント