2021年5月28日(金)ONE Championshipにて、女子アトム級ワールドGPが開幕することを2月24日、チャトリ・シットヨートンCEO兼会長が自身のFacebookにて発表。GP出場8選手も公開した。
女子アトム級ワールドGP(52.2kg)出場選手
スタンプ・フェアテックス(タイ)MMA5勝1敗アリヨナ・ラソヒナ(ウクライナ)MMA13勝4敗デニス・ザンボアンガ(フィリピン)MMA8勝0敗ハム・ソヒ(韓国)MMA23勝8敗平田 樹(日本)MMA4勝0敗リトゥ・フォガット(インド)MMA4勝0敗メン・ボー(中国)MMA17勝5敗アリース・アンダーソン(米国)MMA5勝1敗
(C) ONE Championship/ SUSUMU NAGAO
2月22日の「Road to ONE:4th Young Guns」でTKO勝ちしたばかりの平田樹が日本から出場。また、第2代RIZIN女子スーパーアトム級王者のハム・ソヒの参戦が決定している。
また、元キック&ムエタイ二冠女王のスタンプ・フェアテックス、そのスタンプを2月大会で残り7秒でギロチンチョークで極めたウクライナのアリヨナ・ラソヒナも出場権を獲得。
さらに、現王者のアンジェラ・リーが妊娠前に挑戦権を得ていたフィリピンのデニス・ザンボアンガ、インド映画『ダンガル きっと、つよくなる』で描かれた伝説のコーチを父に持つリトゥ・フォガット、MMAデビュー戦で現UFC世界ストロー級王者のジャン・ウェイリーに勝利している中国のメン・ボーが確定。
また米国Invicta FCで2連勝中のアリース・アンダーソンがONE初参戦でGP出場を決めている。5勝1敗のアンダーソンの唯一の黒星は、2017年の紫乃ヴァンフース戦のスプリット判定負けとなる。
ワールドワイドなメンバーが揃った女子アトム級世界GP。優勝者は2021年11月に、欠場中の王者アンジェラ・リーと対戦することも発表されており、GP勝者は5カ月で3試合を戦い抜くことになる。
なお、アトム級GPのリザーバーは4人が予定されているという。果たして、そこにどんな選手が入ってくるか。選外では日本のV.V Meiこと山口芽生、フィリピン・ラカイ女子のジナ・イニオン、ビー・ニューイェンに勝利したマレーシアのジヒン・ラズワン、インドネシアのプリシラ・ガオールあたりの動向が気になるところだ。