2021年2月24日(水)東京・TSUTAYA O-EAST『NO KICK NO LIFE 新章-雲外蒼天-』の前日計量&記者会見が、23日(火)都内にて15:00より行われた。
メインイベントの53kg契約3分5Rで対戦する、WPMF世界&BOMスーパーフライ級王者・石井一成(ウォーワンチャイプロモーション)と麗也(治政館)は、共に52.90kgで計量をパス。
両者は偶然にも、石井は赤いバラ、麗也は青いバラのアンダーウェアを着用。主催者が用意したか申し合わせたのではないかとの疑いがかけられたが、全くの偶然だという。
石井は「偶然ですね、運命かもしれないですね。(赤い情熱と青い冷静さの対決かと聞かれ)明日はそんな試合になると思います」、麗也は「運命だと思います。でも僕は意味があって履いてきました。花言葉で青いバラは不可能を可能にする、夢が叶うという意味があります」と話した。
これに場内から思わず“おーっ”との声。すると石井は「赤いバラは一番カッコいいと思って選びました(笑)」と言って笑った。
昨年10月のNO KICK NO LIFE復活大会に続いてメインイベントを任された石井は「今回もメインイベンターに選んでいただいたのでメインイベンターらしくしっかり締めたい。絶対に勝ちます。プレッシャーはないけれど一番目立って勝ちたい、最後の締めなので倒さないといけないという使命感を感じているので、明日もしっかり勝ちます。今回も前回以上のインパクトを残して勝ちたいと思います」と意気込み。
一方、これが2019年1月の試合を最後に引退し、現役復帰戦となる麗也は「この試合が終わったらどうなってもいいくらいの覚悟を持っているので、覚悟を決めて行くので見てください」と並々ならぬ覚悟を持って臨むという。
何を見せたいかとの質問に、石井は「この階級でも一発で倒せる、一発で流れが変わる、軽量級だからといってスピードだけに捉われたくなくて、爆発力を見せたいと思います」と迫力のある試合を見せたいとする。
麗也は「久しぶりの試合ですけれど、そこよりも今回のメインで相手が石井選手、この試合に懸ける想いはあります。全てを奪い取る、勝ちに行く。この試合の後のことは何も考えていません。それくらいの覚悟を持っています」と、この試合に全てを懸けていると語った。