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【K-1】才賀紀左衛門と対戦する玖村修平「昔のK-1選手と今のK-1選手が交わるとどうなるのか楽しみ」

2021/02/22 00:02
【K-1】才賀紀左衛門と対戦する玖村修平「昔のK-1選手と今のK-1選手が交わるとどうなるのか楽しみ」

力強さを増したハイキックを蹴る玖村

 2021年3月28日(日)東京・日本武道館『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K'FESTA.4 Day.2~』で才賀紀左衛門(PURGE TOKYO)と対戦する、元NJKFバンタム級王者・玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)が2月20日(土)都内の所属ジムで公開練習を行った。


 玖村は空手を学び、キックボクシング転向後は2017年6月にNJKFバンタム級王座を獲得。2018年6月からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、2019年6月には「K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント」に出場。同年10月の試合を最後に網膜剥離(全治3カ月)で戦線離脱していたが、階級を上げて復帰。「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」では準決勝で新美貴士に敗れて涙をのんだ。戦績は14勝(7KO)8敗1無効試合。

 公開練習のミット打ちではパワフルな右ストレート、右ミドル、右ハイキックを見せた玖村は「継続して練習しているので疲れは溜まってくる時期ですが、その中でも動けているので楽しみです」と好調そう。


 トーナメントで新美に敗れたことについては「1年間トーナメントに向けて技術的練習をしてきたんですが、新美選手が打たれ強くて前へ出て来る選手でナメていたわけでなく、そこで上手く潰されました。自分の気の強さが裏目に出て相手の土俵で戦ってしまいましたね。上手くやられてしまった感じです。今はフィジカルを強くしてスパーの数を増やしています」と反省。

 その結果「自分の弱さが出たトーナメントだったと思うので、その弱点を克服するのと、今までやって来たことを継続してやっているので進化した姿が見せられるのでは」と、課題を克服して練習に取り組んできた。


 新美とは「トーナメントは延長だと思っていたので、印象悪かったけれど負けたとは思っていない。今回勝ったらタイトルマッチでもノンタイトルでもいいのですぐにやらせてほしい。やられたらやり返す。再戦をやりたいです」と、才賀に勝ったら再戦を組んで欲しいとした。


 記者会見では「僕は大阪の堺市出身なんですけれど、才賀選手は同じ高校の先輩なんですよ」とのエピソードを明かして話題となったが、「ぶっちゃけ、そんなに知らないんです。才賀選手がK-1甲子園に出た時に地元の子だよって、親から聞いて中学生くらいの時に知っていて。まさか戦うことになるとは思わなかった。階級も違ったし」と、実はあまり知らないと笑う。


「世代が離れているからそんなに聞かないんですが、ちょっとヤンチャだったって話を聞いたくらいです(笑)」

 才賀のファイターとしての印象は「多彩な蹴り技を持っていて何でもできる選手だと思っていたんですが、前回の試合を見てパンチ寄りに変わったかなという印象。前へ出てくると思うので、打ち合いでも蹴り合いでも倒せる準備をしています」と、どちらで来ても対応できるように準備している。


 知名度のある選手だけに「美味しいし、ありがたい相手です。僕も新生K-1で結果を残せていませんが、昔のK-1選手と今のK-1選手の戦いで、交わるとどうなるのか楽しみですね」とする。


 新生K-1選手としては「昔より技術が上がっていると思います。知識も今の方がYouTubeを始めとして情報が多いと思うので、昔の選手のいいところは気持ちの強さだと思っているので、昔より技術的に進化していると思います」と、技術が違うとした。

「技術の差を見せたいですね。気持ちでも負けない。1Rから倒しに行くと言われたので、その気なら僕も1Rで倒す。気持ちで負けない」と、当然気持ちでも負けないと言い放つ。


 ミット打ちがパワフルに感じられたのは「相手は気持ちの強さプラス身体の強さが強い。僕が(階級を)上げてきた選手で向こうは元々63kgでやっていたので身体の強さを警戒しています。だからフィジカルを鍛えています」と、フィジカルを鍛えた成果のようだ。

 また、最近の発言が以前に比べると大人しくなったのではと指摘されると、「前までは知名度もないですし、自分を出していくという感じでした。今も弱気なつもりはないですが、特に意識はしていないです」と、より自然体になったからだと答えた。

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