寺山への王座挑戦権を懸けて4選手が1DAYトーナメントを争う
2021年3月28日（日）東京・後楽園ホール『RISE 147』の追加対戦カードが発表された。
RISE QUEENアトム級王者・紅絹が、挑戦者に宮崎小雪（TRY HARD GYM）を迎えて行う2度目の防衛戦に加えて、女子のカードが決定。「ミニフライ級(-49kg)NEXT QUEEN トーナメント 2021」が行われる。
1日で決勝戦まで行う1DAYトーナメント（準決勝3分3R延長1R、決勝3分3R延長2R）に出場するのは、AKARI(TARGET/2018 年 KAMINARIMON 全日本女子トーナメント-52kg 級優勝)、大倉萌(大道塾 吉祥寺支部/2017 年北斗旗全日本空道体力別選手権大会 女子-215 クラス優勝)、山本ユノカ(Kick Box/元 WBA 女子世界ライトミニマム王者、元 OPBF 女子東洋太平洋フライ級王者)、宮崎若菜(TRY HARD GYM/2019 年 KAMINARIMON 全日本女子トーナメント-52kg 級優勝)の4名。
AKARIはジュニア時代から神村エリカに教えを乞い、その遺伝子を継ぐ女子高生ファイター。2019 年9月にプロデビュー戦を判定勝ちで飾ると、長い手足を活かした攻撃で勝利を重ね現在5戦5勝。神村譲りのミドルキックを得意とし、“美脚炸裂シンデレラ”の異名を持つ。
大倉は10歳の頃から大道塾・空道を学び、2017年には『北斗旗全日本空道体力別選手権大会』の女子215（身体指数＝身長+体重）以下クラスで優勝。昨年から空道と並行してキックボクサーとしても活躍。プロデビュー戦を行い、多彩な足技で対戦相手の顔面から出血させてのTKO勝ちを収めた。昨年開催された『QUEEN of QUEENS』にプロ2戦目で抜擢され、百花と接戦を演じポテンシャルの高さを見せつけている。AKARIとは試合が組まれながらも諸事情により流れた経緯も。戦績は1勝（1KO）1敗。
山本は2012年4月にプロボクシングでデビューし格闘家のキャリアがスタート。これまで OPBF 女子東洋太平洋フライ級王座、WBA 女子世界ライトミニマム級王座に就いた。そして 2019年11月にジャパンキックボクシング協会でキックボクシング転向第一戦を行い白星デビュー。昨年7月にRISE QUEENの紅絹と対戦し敗戦したものの、8月には樋田智子に判定勝ちをしている。戦績は2勝1敗1分。
宮崎はフルコンタクト空手出身で、2019年10月に福岡で開催された『RISE WEST ZERO』でプロデビューし判定勝ち。GIRLS POWER第1回大会ではAKARIと対戦して判定で敗れるもその後は3連勝中。1月の前戦では華麗なハイキックでプロ初のKO勝利を収めている。唯一黒星をつけられたAKARI へのリベンジを宣言し、SNS上もバチバチとやり合う。紅絹に挑戦する小雪の姉。戦績は4勝（1KO）1敗。
トーナメント優勝者にはRISE QUEENミニフライ級王者・寺山日葵（TEAM TEPPEN）へのタイトル挑戦権が与えられる。トーナメントの組み合わせは後日抽選で決定。
AKARIは自身のSNSにて「ついにトーナメント決まりました。前しか向いてません。私が優勝しないとこのトーナメント開催される意味がない。全員パッとしないんだよな、私以外の主役考えられない。一歩一歩、着実に近づいてる。全員殺す気でやったります。応援よろしくお願いします」と、超強気なコメントを投稿している。
