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【K-1】「今の時点で自分がK-1でもトップ」と言い放つ玖村将史「圧倒的な勝利と強さを見せる」

2021/02/21 23:02
【K-1】「今の時点で自分がK-1でもトップ」と言い放つ玖村将史「圧倒的な勝利と強さを見せる」

技を次から次へと間断なく繰り出す圧巻のミット打ちを披露した玖村

 2021年3月28日(日)東京・日本武道館『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K'FESTA.4 Day.2~』で元WPMF世界スーパー・バンタム級王者ダウサコン・モータッサナイ(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)と対戦する、Krushスーパー・バンタム級王者・玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス) が2月20日(土)都内の所属ジムで公開練習を行った。


 玖村は2018年1月にKrushデビューを飾り、同年に行われた第6代Krushスーパー・バンタム級王座トーナメントで優勝して王座に就いた。2019年6月にはK-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメントに参戦するも決勝で武居由樹に敗れ、K-1 JAPAN GROUPでの11戦で唯一の黒星を付けられる。同年11月には林勇汰を破りKrush王座の初防衛に成功。2020年3月には無敗の金子晃大と注目の大一番を戦い、勝利を収めた。9月の2度目の防衛戦でも軍司泰斗を退け、武居が返上したK-1王座に最も近い存在と目される。戦績は16勝(7KO)3敗。


 公開練習のミット打ちでは、技が間断なく次から次へと出る驚きの動きを1分半で見せた玖村。「いつもスピードを入れる時は入れるし、もっと遅い時もあります。試合でこういう動きをしようというわけではなく、流れを作っていく練習ですね。相手に何もさせないようにしてやっているので、そうすると自然に手数が増えます」と説明する。


 それが理想のスタイルなのかと問うと「理想は相手に何もさせないことです。あの動きで何もさせない相手もいるし、対応して来る選手にやってもしょうがないから変わることもあります。ひとつのバリエーションですね」と、自分ができるひとつの動きにしかすぎないとした。

「来週くらいから追い込みに入るので、そのための身体作りをしているところです」と、本格的な追い込みはこれからだと言い、1月の試合が3月に延期になったことについては「延期になる可能性があるかなと思っていたので、それは特に」と相変わらずクールだ。


「今は相手どうこうではなく、自分のいいところを伸ばして一番強くなるための練習をしていて、常に最高の状態にもっていく練習をしています」という。

 ダウサコンについては「ムエタイの日本でも試合をしている実力ある選手かなと思いますが、そのレベルじゃないので。今回は圧倒的に倒そうかなと思います。他の日本人選手とのレベルの差を見せたいですね」と、自分とはレベルが違うときっぱり。


「蹴りは強いと思うので、それはしっかり効かされないようにしたい。蹴りが強い選手はパンチも強い選手もいるので気を付けます」と油断はないが、「蹴りを出してきても出す前でも倒せると思うので、それは試合で楽しみにしていて欲しいです」と攻略に絶対の自信をのぞかせた。


『K'FESTA』はK-1オールスターズの大会だが、「今の時点で自分がK-1でもトップだと思っています。ただ言ってもしょうがないので、今年中にそれを証明しようと思っています。他の選手と違う圧倒的な勝利と強さを見せます」と、自分がK-1でナンバーワンの実力者であることを見せつけるとした。


 また、業師である玖村にカーフキックのことを聞くと「あれは流行りだから対策がされていないから倒せているだけなので、対策された上で倒せなければ実力じゃない。絶対にみんな蹴ってくると思うので、蹴ってきても大丈夫だし、蹴らせないようにします。僕はそのレベルでやっていないので」と、自分とは無関係だと話した。

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