2021年2月26日(金・現地時間)米国テキサス州オースティンで開催されるグラップリングイベント『Who's Number One』(WMO)で、ナチエリ・ジーザス(ブラジル)と対戦するギャビ・ガルシア(ブラジル)。
ギャビは2018年大晦日『RIZIN.14』でバーバラ・ネポムセーノと対戦して以来、MMAの試合からは遠ざかっている。RIZIN以後はグラップリングマッチで12戦して11勝1敗。その1敗をつけた相手こそ、今回対戦するナチエリだ。
両者は2019年4月のブラジリアン柔術パン選手権にて初対戦。この時はナチエリがヘビー級で優勝、ギャビがスーパーヘビー級で優勝し、両者はオープンクラスの決勝戦で対戦した。ナチエリはギャビを大苦戦させ、腕十字で極めかける場面もあったが判定でギャビが辛勝。2度目は2019年8月に『Fight 2 Win』にてグラップリングルールで対戦し、今度はナチエリが判定で勝利した。
1勝1敗で迎える決着戦にギャビは「この機会に興奮しています。私たちは1勝1敗だし、私たちがそこに行って、誰がナンバーワンであるかを確認するための時間が来ます。これは戦争です。ナチエリはタフな相手だし、このスポーツで最も才能のある選手の一人です。試合に向けて準備はできています。今回のWNOでは、1回のサブミッションで試合を終えることを願っています」と、一本勝ちで決着を付けたいとコメント。
(写真)絞り切った時のギャビ。ここまで身体を戻すという (Gabi GarciaのInstagramより) Instagramには日々のトレーニングと減量の様子がアップされており、2月5日には「頑張った減量とトレーニングに満足。私の仕事が始まる」と順調に仕上がっていると報告。身体つきをみるとまだ本格的には絞っていないようだ。13日にはおそらく最も引き締まっていた時の身体の画像を載せ、「私の幸せな場所に戻る」と、試合が楽しみで仕方がないと投稿した。
コロナ禍もあってもう2年以上も来日していないギャビだが、今年1月19日には「日本私はあなたを愛しています。私は本当に格闘技のファンのために再びそこで戦いたいです」と日本語でツイート。大勢の日本のファンにサインや記念撮影をした時の動画をアップしており、日本への想いを伝えている。