バンタム級日本人、16人に入るのは──
堀口との対戦を望む選手は、まずは4月開幕予定の日本GPの16人のなかに入る必要がある。サバイバルマッチに臨む3月名古屋大会出場選手のほかに、出場候補と目される選手を挙げて行こう。
まずは、RIZINに出場経験のある選手では、前王者の朝倉海を筆頭に、“バンタム級四天王”扇久保博正、石渡伸太郎、佐々木憂流迦、元谷友貴、さらに元谷に一本勝ちした井上直樹、修斗で安藤達也にTKO勝ちした大塚隆史、一度は引退を表明している金原正徳、昇侍(※2021年2月21日「DEEP100」で元谷と対戦)、瀧澤謙太、金太郎、倉本一真、魚井フルスイングらの名前が挙がる。
未参戦の強豪日本人を見渡すと、修斗バンタム級では田丸のほかに、現修斗世界王者の岡田遼、PANCRASEバンタム級では、1位のアラン“ヒロ”ヤマニハ(※王者はハファエル・シウバ)の動向も注目される。
また、2017年11月以来、試合を行っていないZST王者の柏崎剛、2020年9月に獅庵に判定勝利し、GRACHANバンタム級王者となった伊藤空也、GLADIATORバンタム級王者の竹本啓哉も、ベルトを巻く国内王者だ。
もちろん日本バンタム級には、他団体と契約中の強豪も存在することは忘れてはならない。LFAと契約を結んだ田中路教、ONE Championship参戦中の佐藤将光、上久保周哉らも“黄金のバンタム級”の実力者だ。
果たして、バンタム級日本GPを制するのは誰か?「特別扱いはない。堀口に届きたい、バンタム級のベルトに届きたいなら、この日本人のバンタム級GPに出て来て、ここで日本チャンピオンになれ」──榊原CEOは、日本のバンタム級ファイターに呼び掛けている。