ムエタイで6本ものベルトを獲得した竜哉が意外にもRISEに参戦、新鋭の渡邊と対戦する
2021年2月28日(日)神奈川・横浜アリーナ『Cygames presents RISE ELDORADO 2021』の追加対戦カード発表された。
これまでムエタイで活躍してきた竜哉・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム)が初参戦、-49kg契約3分3Rで渡邊愼一(ウォー・ワンチャイプロモーション)と対戦する。
(写真)日本人8人目のラジャダムナン王者となった竜哉
竜哉は小学4年生でムエタイを始め、アマチュア時代は約100戦を経験して9本のベルトを巻いた。中1の時にタイでプロデビューを飾り、タイで試合(約20戦)・練習経験を積んで2018年4月に満を持して国内プロデビュー。いきなりWMC世界ピン級王座を獲得して世界王者となった。
2019年7月にはタイでIBFムエタイ世界ミニフライ級王座決定戦を制して日本人3人目のIBFムエタイ世界王者となり、9月には同じくタイ・ラジャダムナンスタジアムにて日本人として8人目のラジャダムナンスタジアム王者に。凱旋試合となった12月のWPMF世界ライトフライ級王座決定戦では判定2-0で惜敗したが、2020年2月にKO勝ちでWPMF世界ミニフライ級王座を獲得した20歳。
(写真)12月のBOMでの試合はハイキック一発で初回KO勝ちした竜哉
対する渡邊は福岡を拠点とし国内だけではなくタイでも試合をこなす16歳。現役高校生で国内戦績は2戦2勝、タイでは5戦5勝と無敗を誇っている。
両者とも普段はムエタイの試合をしており、ムエタイでは竜哉が断然格上。RISEルールで両者がどのような試合を見せるか、注目される。また、竜哉は兄の奥脇一哉、姉の奥脇奈々がすでにRISE参戦を果たしているが、戦績は芳しいとは言えない。奥脇兄弟のRISEルールへのリベンジ戦ともいえる一戦となった。
竜哉は「RISEは軽量級で強い選手がいるので前から出たかったので嬉しいです。自分はムエタイのチャンピオンなのでどんなルールでもムエタイが最強な事を証明します」、渡邊は「RISE に初めて試合をさせていただくので、自分の力を最大限に発揮してインパクトのある試合をできるように頑張ります」と、それぞれ意気込みを述べている。