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【RISE】初参戦のHIROYUKIを風音が迎え撃つ、良星は復帰戦で知花デビットと対戦

2021/01/28 16:01
 2021年2月23日(火・祝)東京・後楽園ホール『RISE 146』の追加対戦カードが発表された。  元新日本キックボクシング協会バンタム級&フライ級王者のHIROYUKI(RIKIX)が初参戦、RISEスーパーフライ級4位・風音(TEAM TEPPEN)と対戦する。  HIROYUKIは目の良さと身体能力の高さを活かし、打たせずに打つ試合が持ち味。時折、派手な蹴り技も見せる。新日本キックボクシング協会の第6代日本フライ級王者&第12代日本バンタム級王者で、近年では他団体選手との試合を望んで実現させてきた。2020年8月の『ジャパンキックボクシング協会』ではジャパンキック フライ級王者・石川直樹にカーフキックでKO勝ち。10月の『NO KICK NO LIFE』では花岡竜と引き分け、2021年1月の『JAPAN KICKBOXING INNOVATION 認定 第7回岡山ジム主催興行』ではMASAKINGを右ストレートでKOに仕留めている。  対する風音は、プロキャリア前半は関西を中心に活躍し、2019年3月にTEAM TEPPENに移籍。同年9月には元新日本キックボクシング協会フライ級王者の麗也からTKO勝利、11月には元NJKFフライ級王者の松谷桐に判定勝利を収め5連勝をマークしていたが、昨年2月の大崎一貴戦で2度のダウンを奪われ連勝がストップ。今回が1年ぶりの試合でまたしても他団体王者を迎えることになった。  風音がまたしても他団体元王者を喰うのか、それともHIROYUKIが歴戦の経験を活かしてRISEでの初勝利をあげるか。  第4代Bigbangスーパーバンタム級王者でRISEバンタム級3位の良星(Team Bull)が、約半年ぶりの復帰戦でWMAF世界スーパーバンタム級王者、WMC日本バンタム級&フェザー級王者、WBCムエタイ日本バンタム級王者の知花デビット(エイワスポーツジム)と対戦。  良星はスピードとスタミナを活かした常に動き回るアグレッシブなスタイルで“ノンストップ・ハイスピードバトル”を展開し、会場を常に沸かせるRISEの元気印。得意技はハイキック。2018年7月に鈴木真彦に敗れて以降は破竹の7連勝(3KO)を飾っていたが、2020年1月に鈴木とのタイトルマッチ再戦で敗れて王座奪取ならず。8月の再起戦ではMAキックボクシング連盟日本スーパーバンタム級王者・戸井田大輝に判定勝ちしたが、9月の『RIZIN』で江幡睦に2度のダウンを奪われ判定負け。眼窩底骨折を負い出場が決まっていた11月のDoAトーナメントを欠場した。  対する知花は三階級制覇四冠王でムエタイにて活躍した選手だが、パンチ&ローを得意とする。2019年7月以来勝ち星から遠ざかっていたが、2020年12月のRISEで元DEEP☆KICK-55kg王者・内藤凌太を左フックでKOして復活の雄たけびをあげた。  良星のスピードか、知花の一発のパワーか。RISEバンタム級王者・鈴木真彦に一歩近づくのはどっちだ。  ライト級ではDEEP☆KICK-63kg王者でNJKFライト級1位の山畑雄摩(心将塾)が、DEEP☆KICK-63kg4位・大石健作(TEAM TEPPEN)と対戦。  山畑は昨年9月のDEEP☆KICK王座戴冠時にRISE参戦を目標に掲げており、念願の初参戦が叶った。2020年11月の『RIZIN.25』では大雅と対戦し、判定3-0で敗れている。  その山畑に対する大石は日本拳法がベースで、プロキックボクサーの他に株トレーダーの顔も持つ28歳。3連続KO勝利で勢いに乗るも、2020年12月にNKB王者の高橋聖人に判定負けを喫し連勝がストップしている。両者は昨年12月にSNSで舌戦を繰り広げており、リング上での激しい戦いにも期待したいところだ。  また、フェザー級で周葉(TARGET SHIBUYA)vs都筑海杜(キックボクシングジム3K/and lab)、ライト級で久保田有哉(TARGET)vs藤井重綺(トイカツ道場)も決定している。
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