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【REBELS】新日本キックから重森陽太とリカルド・ブラボ参戦、潘隆成と津崎善郎が迎え撃つ

2021/01/25 21:01
【REBELS】新日本キックから重森陽太とリカルド・ブラボ参戦、潘隆成と津崎善郎が迎え撃つ

“ぱんくん”こと潘隆成(左)が新日本キックのライト級トップ選手、重森を迎え撃つ

 2021年2月28日(日)東京・後楽園ホール『REBELS~The FINAL』の記者会見が、1月24日(日)都内にて行われ対戦カードが発表された。

 新日本キックボクシング協会の協力により、WKBA世界ライト級王者・重森陽太(伊原道場稲城支部)と日本ウェルター級王者リカルド・ブラボ(伊原道場アルゼンチン支部)が参戦。重森は元WPMFスーパーライト級王者・潘隆成(=ぱん・りゅうそん/クロスポイント吉祥寺)と、ブラボは津崎善郎(LAILAPS 東京北星ジム)と対戦する。


 重森は「ファイナルに参戦できるということで、REBELSと私にどういう関係があったか振り返ると、19歳の時にREBELS王者(=清川祐弥)にKO勝ちしております。今回のREBELSが盛り上がるようにいい試合をしたいのはもちろん、しっかり勝利して、スアレックとの試合につながる大きな一戦になると思うので、いい試合をしたうえで勝てればと思っています」と、KNOCK OUT-REDライト級王者スアレック・ルークカムイ戦を実現させたいとコメント。

 迎え撃つ潘は「このような時期、ファイナルで試合を組んでいただきありがとうございます。今年からライト級でやっていく中で、ライト級転向初戦で重森選手と試合ができて光栄です。ここで僕が勝って、ライト級で存在感をアピールしたいと思っているのでアツい試合を2人でしていきたいと思っています」と、国内ライト級トップクラスの重森から勝利を奪い、ライト級戦線に名乗りをあげたいとする。


 お互いの印象を聞くと、重森は「以前も試合の話をいただいたことがあったんですが、その時は体重が合わなくてなくなってしまいました。だから一時期は知っていてかなりタイプが似ていると思っていて、いい選手だと思っています。似たようなタイプということもあるので、自分自身楽しみな試合です。同じタイプでどっちが強くて面白い試合ができるか、という部分で」と、似たタイプの選手だと評する。

 潘も「自分も以前対戦が決まりかけた時に試合を見ていました。KNOCK OUTでも見ていて強いなと思いました。ライト級だと一番強い日本人は重森選手だと思っているので、タイプも似ていると思うのであえて違う戦い方をするのではなく、思い切りかみ合わせて、試合中に熱いものも生み出したいし、技術の交換もできたらと思います」と、高く評価した。

 最後に重森は「日本のライト級の選手とはほとんどやりました。私は18歳でバンタム級の時に負けて以来、日本人には負けていません。日本のスーパーライト級では潘選手が一番強いと思っていて評価しているので、アツい試合がREBELSファイナルでできればと思っております」と意気込む。

 続けて潘も「REBELSには2年ぶりに参戦するのですが、育てていただいた団体なのでアツい試合を重森選手として、感謝を込めてアツい試合をしたい。絶対に盛り上げるので注目お願いします」と好試合を約束した。


 ブラボは「1週間前に21歳になりました。津崎選手とは昨年の9月にやりました。1Rに2回ローブローが当たって素晴らしい試合ができなかったです。僕の試合じゃないみたい。でもしょうがないです。次、素晴らしい試合をします。ぜひ見てください。勝ちます」と、流ちょうな日本語で挨拶。

 津崎は「今回のREBELSファイナルに呼んでいただき光栄に思います。リカルド選手とは新日本キックで対戦して、ドローで終わったので決着を付けたいと思っています」と、同じく昨年9月に新日本キックのリングで対戦し、ドローに終わっている決着をつけたいとした。


 対戦した時の印象を聞かれると、ブラボは「津崎選手はいい選手です。手と足が長い、パンチもキックも強い。この間の試合は僕の試合ができなかったので集中して練習します。自分の戦い方はパンチとローが好きだから、2Rか3Rでパンチで倒れます」とKO予告。津崎は「前回対戦した時は一階級下なので、階級が大きい僕が有利かと思っていたんですが全然そんなことなくて。パンチもあるし、強いなって印象です。1回やっているのでなんとなくは分かっているので、そこは対策を立てて臨みたい」と、経験を活かして対策を立てるとする。

 ブラボはアルゼンチン出身で、現在アルゼンチンは新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化している。母国について聞かれると「アルゼンチンはコロナで大変です。何もできなくて、家族も大変だから毎日考えています。でも僕が素晴らしい選手になったら、一番強い選手になったらいろいろできますね。これからですね。一番強くなったらそれも全部考えます」と、強くなって有名になり、母国のために尽くしたいとの想いを語った。


 最後に津崎は「2021年はベルトを獲ろうと思っています。この試合をタイトルマッチにつなげたいと思います。最後のREBELSを盛り上げます」と宣言。ブラボは「2月28日、素晴らしい試合をします。応援お願いします。僕には夢があります。一番強い選手になります。いつでもどこでも誰とでも戦います。よろしくお願いします」とアピールした。

 また、重森とブラボにREBELSのリングで新日本キック所属選手として何を見せたいかを聞くと、重森は「見て欲しいのはやはり新日本から参戦するので、技術力が高いのを見せたい。技術力と新日本は気持ちが強い選手が多いと自負しているので、それをしっかり見せたい」、ブラボは「みんなそうですが、僕は一番強い選手になりたい。ここから本当に強い70kgの選手と試合がしたいです。誰でもいいです。いつでも誰でもいいですけれどいい試合をしたい。一番強い選手とやりたいです」と、REBELSのリングでも強敵と戦いたいとした。

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