2021年から引退へのカウントダウンをスタートさせることを明言しているシュートボクシング女子世界フライ級王者RENA(シーザージム)が、元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の“KOダイナマイト”内山高志の特訓を受けた。
1月24日(日)、RENAは自身のSNSに「内山高志さんのジム【KOD LAB FITNESS BOXING】に出稽古に行かせていただきました! 楽しくてすごく勉強になりました! もっとパンチ強くなりたい。また宜しくお願いします。でも最後のダンベルトレのときの内山さんは鬼でした(笑)。トテモキンニクツウダヨ」と、かなりハードなトレーニングを受け、もっと強いパンチを身に着けたくなったと綴った。
(写真)内山の持つミット打ちで「いい時の感覚を思い出した」と大きな収穫も(C)RENA 出稽古へ行くことにしたきっかけは、「以前にテレビのお仕事で一緒になって、その後に雑誌で対談したりで元々顔見知りではあったんです。それでついこの前、テレビの収録で久々に会ったときに『今度練習でも』みたいな話になったのでさっそく行かせていただきました」とRENA。
主な目的は「打撃により磨きをかけるため」という自身のためと、「AACCの(本野)美樹がタイトルマッチを控えているのもあったから、良い機会だと思いました」と、練習パートナーの一人であり、妹のように可愛がっているDEEP JEWELSストロー級暫定王者・本野美樹(AACC)の打撃強化。
(写真)3月7日に防衛戦を控えた本野も一緒に内山の教えを受けた(C)RENA 1時間半~2時間くらいのトレーニングで「悪い癖をすぐに指摘されて、それを修正しつつ体幹を意識して打ち込んでいたら、めちゃくちゃ筋肉痛になりました! 普段ならない腹筋とかまで」と、全身を使って打つ“ダイナマイトパンチ”で筋肉痛になるほどの効果を感じたという。
最近では「どうしても組技主体のスパーリングが多くて、コンスタントなミット打ちが減っていた」というRENAだが、内山の指導で「いい時の感覚を思い出しました」と原点回帰にも。
次回の試合はまだ発表されていないが、次にRENAがリングへ上がる時はさらにパワーアップされたRENAを見ることができそうだ。