2021年2月28日(日)東京・後楽園ホール『REBELS~The FINAL』の記者会見が、1月24日(日)都内にて行われ対戦カードが発表された。
今大会をもって10年の歴史に一旦幕を下ろし、3月からは『KNOCK OUT』に統合されるREBELS。ファイナル大会にふさわしく、RED(ヒジ打ちあり)とBLACK(ヒジ打ちなし)それぞれのタイトルマッチがマッチメイクされた。
BLACKではREBELS-BLACKスーパーウェルター級王者・日菜太(クロスポイント吉祥寺)vs挑戦者・海人(TEAM F.O.D)の日本人大物対決が決定。REDではREBELS-REDスーパーフライ級王者・老沼隆斗(STRUGGLE)が、MuayThaiOpenスーパーフライ級王者・白幡裕星(橋本道場)の挑戦を受けて3度目の防衛戦に臨む。
両者は2020年2月29日にノンタイトル戦で対戦しており、延長戦へもつれ込む接戦の末に老沼が判定勝ち。約1年ぶりの再戦となった。 打倒・老沼を掲げてこの1年間、戦ってきた白幡は「やっとの思いで戦いたい相手との戦いが決まった。勝って全てを持っていきたい」と決意のコメント。迎え撃つ老沼は「REBELSでベルトを獲らせていただいて、軽量級を盛り上げてきたのは僕だと思うので、ラストもしっかり締めて次につなげたいと思います」と軽量級の主役の座は渡さないと宣言する。
白幡は「警戒しているところは足技。基本、、全てできる選手なのでいっぱい練習して勝ちにいきたい」とし、老沼は「前回やった時と印象は変わらないけれど、ステップも上手いし、パンチも蹴りも気持ちも強く全部できると思うので、その全てを上回るのが課題です」と、それぞれ相手の印象を語った。
老沼は白幡が挑戦者に選ばれたことについて「正直、他に相手もいないだろうし、妥当だと。普通にやるだろうなと思っていました」と予想していたと言い、「前が接戦・激闘と言われたのにで今回は普通に潰します」と言い放つ。
それに対して白幡は「前回延長まで行きましたが、負けてしまったので。潰すと言われたので足元をすくってやろうと思います」と、老沼を王座から引きずり下ろすとした。
そして、「ファイナルでタイトルマッチを組んでいただいたので、全てを賭けて勝ちに行きます」(白幡)、「ファイナルに選ばれて嬉しいです。REBELSは日菜太選手が引っ張ってきて(団体の)顔だと思っていて、その日菜太選手もタイトルを懸けて試合をするので、2人で“これがREBELS”という試合を見せられたらと思います」(老沼)と、それぞれ意気込んだ。