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【KNOCK OUT】エース争い勃発!小笠原瑛作、安本晴翔、龍聖、鈴木千裕が「俺が引っ張る」

2021/01/25 17:01
【KNOCK OUT】エース争い勃発!小笠原瑛作、安本晴翔、龍聖、鈴木千裕が「俺が引っ張る」

KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座をKING強介(パネルの人物)と争う小笠原

 2021年3月13日(土)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT~The REBORN~』の記者会見が、1月24日(日)都内にて行われ対戦カードが発表された。

 当初、兄の小笠原裕典との兄弟対決で「KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座決定戦」を争うはずだった小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)は、裕典の辞退により繰り上がったKING強介(京都野口ジム/Team fight bull)と王座決定戦を行う。KING強介はトーナメント準決勝で裕典に延長戦の末に敗れており、瑛作とは2018年10月に対戦して5R判定負け。


 KING強介は会見を欠席したが、「新生KNOCK OUTの門出の大会でこのような試合が組まれたのは宿命なのかなと思います。絵に書いたようなシナリオを全てぶっ潰して、混沌とした状態から新たな希望が生まれる。その役割を任されたと思っています。従来ならKOしますだとか、派手に盛り上げるように初回から倒しにいきますとか言うのが当たり前だと思うのですが…今回の俺は、全てのラウンドを完封して判定フルマークで勝ちにいきます。試合の面白さ以前に、若くて強いヤツに、地べたを這いながら気張ってきた親父が勝つからこそ面白い。新生KNOCK OUTは混沌から始まります。乞うご期待」と、小笠原の優勝を阻止すると宣言。


 小笠原は「今回の試合は勝って当たり前。前回も圧倒して勝っているので、今回は内容も魅せて勝ちたいと思っています。ベルトを獲ってKNOCK OUTを引っ張って2021年も輝いていこうと思っているので、よろしくお願します」と、王者となって新生KNOCK OUTを自分が引っ張って行くと話した。

「僕はREBELSに初期からずっと出てきて育てていただいて、KNOCK OUTも初期から出ているので、このベルトも僕のためにできるベルトだと思う。このベルトを巻けばいろいろな発言権や、他団体との交流とか、次への道が開けてくると思うので、今回しっかりベルトを巻きます」と、全てはここからスタートするという。過去2度敗れている江幡塁についても「今はRISEに出ていますが、やはり負けた相手には借りを返さないといけないので3度目の対戦をしっかりやりたいと思います」と、再戦の機会を狙うとした。


 前回の対戦を踏まえてのKING強介は「前回戦った時から、正直、戦い方は全然変わっていないと思っています。欲を言えば打ち合いに来て欲しい。打ち合いしてくれそうな選手ですが、足を使ってクレバーに戦う選手なので、判定とは言わず倒しに来て欲しいです」と、2年前と印象は変わらないと言い、判定勝ち狙いではなく倒しに来いと希望した。

 同じ会見には大脇武(GET OVER)との対戦が決まった龍聖(TRY HARD)と、ペットシラー・FURUMURA-GYM(タイ/FURUMURA-GYM)との対戦が決まった安本晴翔(橋本道場)も出席。また、同門の後輩・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)は久保政哉(Monolith)との対戦が決まった。

 安本は「みんなでKNOCK OUTを盛り上げられたらというのが一番ですが、その中でも頭一つ抜けてKNOCK OUTを盛り上げていこうと思っています」、龍聖は「(エースを)目指すもクソも俺しかいないと思っています」、鈴木は「僕らの若い世代が新しい時代を作らないといけないと思っています。そのチャンピオンになって、新生KNOCK OUTを盛り上げて、“こんな化け物がいるんだぞ”というのを世に知らせます」と、それぞれが団体を背負う顔となる“エースは俺だ”と主張している。

 小笠原はそのことについて聞かれると、「2人(安本と龍聖)ともめちゃくちゃ強く、僕と階級はそんなに離れていないので、今後の展開として55kgのベルトを獲ってからその先は、他団体との交流でできる選手は限られているし、海外の選手がまだ呼べないと思うので、戦うこともないわけじゃない。近くにあるんじゃないかなと思っています」と、安本と龍聖とは近い将来、戦うことになるんじゃないかと考えていると明かした。

 そして最後には「しっかりベルトを獲って僕がKNOCK OUTを引っ張っていきます。見た人の心に残るような試合をします」と、改めて自分が“エース”になると宣言した。

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