4月21日(日)、横浜アリーナにて開催される「RIZIN.15」に出場する全選手の個別インタビューが19日(金)都内にて行われた。
第7試合でRENA(シーザージム)と対戦するサマンサ・ジャン=フランソワ(フランス)は、2014年に地元フランスの格闘技大会『FWC』でプロデビュー。TKO勝ちで白星スタートを切った。ベースであるキックボクシングで培った強力な打撃と、ギロチン、リアネイキドチョークといった絞め技を得意とし、どんな体勢からでも攻撃できることが強み。2018年大晦日にRENAとの対戦が決まっていたが、RENAの体調不良によるドクターストップで試合が中止となり、今回が仕切り直しの一戦となる。
RENAとの試合直前、サマンサ・ジャン=フランソワは何を語ったか?
プロとしては戦うだけ。私に選択肢はありません
「調子は非常にいいです」
──前回、試合が流れたことについて。
「12月のことは以前申し上げた通り許されるべきことではないですが、今回、試合を受けてくれたことは嬉しく思います」
フランソワは大晦日での対戦が流れたRENAと改めて戦う
──対戦相手のRENAの印象について。
「想定していた予想以外のことはないと思います。最善を尽くしたいと思います」
──初めてのRIZINになるが?
「本来であれば下のカテゴリーで戦えればよかった。RENAの希望に合わせて51kgでやることにしました。この大会に参加できることは嬉しく思います」
──51kgという体重について。
「プロとしては戦うだけです。私に選択肢はありません。前回のこともあり、49kgというのは彼女の体格にあっていないだろうとは思っていたので、今回は51kgになることは想定していました」
──立ち技のキャリアについては?
「普段から総合格闘技をやっていますので、なんの問題もありません。ヒザ、そしてヒジでも対応が可能です」
◆サマンサ・ジャン=フランソワ「リングの上では獣」
「(前回はRENAの体重超過で試合が流れ、今回、RIZIN初参戦となるが?)私は様々な大会で戦ってきましたがRIZINがベストだと思います。活躍する選手達、そして制作も素晴らしい。(日本で戦うことは?)私のキャリアにとってこの上ないチャンス。大好きな日本のRIZINで戦う事は私の夢でした。
(対戦相手の印象は?)RENAは非の打ち所の無いコンプリートアスリートです。(この試合に向けて)練習はとても辛かったです。なぜならば練習しても限界点を超えてしまうから。私にはまだまだ伸びしろがあります。
(格闘技を始めたのは)6年前から格闘技を始めました。人生に刺激を求めて始めました。
(憧れのファイターは?)ファイターはそれぞれに個性を持っているので全員尊敬していますが、GSPが最高だと思います。パフォーマンス、カリスマ性、人間性、試合の組み立て方など。
(どこを見て欲しい?)私のギャップを見てもらいたいです。普段は大人しい母親だけれども、試合になったら豹変する。リングの上では獣よ」※事前取材への回答