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【Krush】6年ぶり参戦の大月晴明“殺気のこもった目”で「ぶっ飛ばす」明戸仁志も負けじと「ぶっ飛ばす」

2021/01/22 21:01
【Krush】6年ぶり参戦の大月晴明“殺気のこもった目”で「ぶっ飛ばす」明戸仁志も負けじと「ぶっ飛ばす」

まさに“殺気のこもった目”をする47歳の大月(左)、迎え撃つは明戸

 2021年1月23日(土)東京・後楽園ホール『Krush.121』の前日計量&記者会見が、22日(金)都内にて13:00より行われた。

 第5試合のKrushライト級3分3R延長1Rで対戦する、大月晴明(NEXT LEVEL渋谷)は62.2kg、明戸仁志(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)はリミットちょうどの62.5kgでそれぞれ計量をパス。


 大月とガッチリ握手を交わした“戦友”でもある石川直生Krushエヴァンジェリストは「今から20年前に大月晴明という信じられないパンチ力を持った選手がいました。その大月選手が明日、いまだ実力衰えずKrushのリングに戻ってきてくれる。こんなにワクワクすることはないですね。僕も今から11年前、Krushの第2回大会で大月さんと試合した時、そのオファーを聞いてビックリしました。その11年前の僕と同じ気持ちを、明戸選手も『俺が大月さんと!?』となったと思います。対戦相手のオファーに驚いてしまうというのも大月晴明伝説の一幕なのかなと思います。でも試合になればその伝説は全く関係ないです。今の明戸選手は様々なキャリアを重ねて、KRESTに所属しています。そしてKRESTという環境の中で元々持っている勝負強さと頭脳、そして技術、それが明日大月晴明を攻略してしまう可能性は十分にあると僕は思っています。どんな結末になっても開いた口がふさがらない、そんな場面が見られる、その場面を目撃したい」と、試合への期待を語った。


 その言葉を受けて明戸は「本当に大月選手と試合をするのは信じられない。目の前にいて、石川さんも大月さんも画面と映像の世界の人でしたが、実際に自分が戦うことになっているし。でも攻略するための練習もしてきたし、しっかり勝って自分の次につなげたいと思います」と、いまだに信じられない想いでいるという。


 大月は「Krushは6年ぶりくらいですかね。最後に戦ったのがレオナ・ペタスでした。凄い好きな興行だったので出させてもらってありがとうございます。明日は口でしゃべるより試合を見てください。頑張ります」と挨拶。


 試合前の心境を聞かれると大月は「緊張はしていますが、明日の試合までにはいい感じに持っていきたいと思う」と言い、計量時の鋭い視線のことを聞かれると「いつもと一緒ですよ。戦いますし、普通に相手をぶっ飛ばす感じで。殺気のこもった目ですね」と、緊張をほぐすように身体を動かしながら答えた。


 明戸は「近くで大月選手を見て、向かいあって思ったよりも肉体も鍛えている、若い人と同じ筋肉の張りがあって凄いなと思った」と印象を話すが、「でも自分もぶっ飛ばす準備ができているので明日は戦うだけですね」と、大月同様“ぶっ飛ばす”と言い放つ。


 そして明戸は「憧れの選手でしたが今は対戦相手として目の前にいるので、明日はしっかり倒してインパクトを残します」、大月は「明戸選手を見て、映像で見ても思ったんですが男前なヤツですよね。顔がカッコいいので、明日ボコボコにするのは気が引けるけれど、まあ、頑張ります」とボコボコにすると言って肩をグルグルと回した。

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