キックボクシング
ニュース

【DEEP☆KICK】Wタイトルマッチ決定、籔中謙佑vs慎太郎の再戦、宮崎就人vs山田直樹は仕切り直しの一戦

2021/01/19 18:01
【DEEP☆KICK】Wタイトルマッチ決定、籔中謙佑vs慎太郎の再戦、宮崎就人vs山田直樹は仕切り直しの一戦

メインは籔中(左)vs慎太郎のDEEP☆KICK-70kgタイトルマッチ

 2021年1月31日(日)大阪・泉大津市のテクピア大阪『DEEP☆KICK50』の全対戦カードが発表された。

 メインイベントは籔中謙佑(KUMAGYM)vs慎太郎(teamBonds)のDEEP☆KICK-70kgタイトルマッチ。

 2人は今年2月に行われた『DEEP☆KICK 42』で今回同様タイトルマッチで対戦しており、その際はドロー決着で王者・薮中の逃げ切り防衛。今回、1年の時を経て2度目の対戦・2度目のタイトルマッチとして真の勝者を決める。

 挑戦者の慎太郎は「今回がベルトを巻く最後のチャンスかもしれないので死ぬ気で獲りにいきます」と気合十分。対する王者・薮中は2021年11月1日に行われた『RISE DEAD OR ALIVE 2020 OSAKA』でDEEP☆KICK-65kg王者の憂也(魁塾)とDEEP☆KICK王者対決を行い1RKO負け。今回が復帰戦となり、「前回は調整不足もあり不甲斐ない試合をしたが、今回は隙を作ることなく完璧に仕上げてベルトを守る」と語っている。


 加えて、DEEP☆KICK-57.5kg暫定王者・宮崎就人(TARGET)とランキング1位の山田直樹(KSS健生館)のタイトルマッチがダブルメインイベントとして行うことが新たに発表された。

 このカードは元々、去年9月に行われた『DEEP☆KICK 47』で王座決定戦として組まれていたが、山田が盲腸になりドクターストップ。急遽試合が中止となったため、宮崎が暫定王者として認定された経緯がある。今回、ようやく正規王者となる舞台が整い再び山田を迎え撃つ。

 対する山田もドクターストップによりベルト獲得のチャンスを逃したかに思えたが、再びチャンスが舞い込んだ。およそ半年前には決着がつくはずだったカードが時を経て2021年1発目のDEEP☆KICK興行のメインに抜擢。ここでベルトを手にし、今年1年を最高のスタートで迎えるのは果たしてどちらか。


 セミファイナルでは『DEEP☆KICK 48・49』にて行われたDEEP☆KICK-55kg挑戦者決定トーナメント準決勝を勝ち抜き、今回のチャンスを掴んだ麻太郎(NJKF健心塾)と翔磨(多田ジム)が拳剛(誠剛館)の持つDEEP☆KICK-55kgのベルトへの挑戦権をかけて対戦する。

 偶然にも2人は中学時代からの友人で、今も交流を続けているらしい。しかし試合となれば話は別、共に「本当にどっちが強いか決めるには最高の舞台」と語った。

 またNJKFフェザー級1位・小田武司(NJKF拳之会)のDEEP☆KICK初出場も発表された。小田は前に前にとプレッシャーをかけてくるアグレッシブなスタイルが持ち味の選手。昨年11月『NJKF 2020 west 4th』にて松本龍斗 (京都野口ジム)とタイトルマッチを行うも無念の敗退、今回が復帰戦となる。

 対戦相手のMASAKI(ROYALKINGS)はDEEP☆KICKを主戦場とし熱戦を繰り広げている選手でパンチ・蹴り共に威力は抜群。DEEP☆KICKの番人として初登場の選手を蹴散らすと息巻いている。共に打ち合う選手なだけに迫力のある試合が期待される。

 2020年10月3日に行われた『REBELS.66』にて、復帰戦を豪快なKO勝ちで飾った岩郷泰成(HIGHSPEEDGYM)は上野コウキ(直心会)と対戦する。岩郷は現在HIGHSPEEDGYMでの練習と元J-NETWORK王者・寒川慶一の元での修行を重ねている。対する上野はジュニア時代にTOP☆RUNのベルトを巻くなど輝かしい戦歴を持っている。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.334
2024年9月21日発売
UFCデビューの朝倉海をビリー&エリーHCと共にインタビュー。またUFC6連勝で1位ロイヴァルと戦う平良達郎、DJの引退インタビュー、期待のプロスペクト、格闘技の新しいミカタを特集!
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア