2021年1月17日(日)東京・新宿FACEで開催された『RISE GIRLS POWER.4』で、坂本優からハイキックでダウンを奪い、パンチの連打で初回KOに仕留めた宮﨑若菜(TRY HARD GYM)と、“美脚炸裂シンデレラ”AKARI(TARGET)がSNSでバチバチに舌戦を展開している。
宮崎はフルコンタクト空手出身で、2019年10月に福岡で開催された『RISE WEST ZERO』でプロデビューし、同門の先輩・平岡琴を相手に善戦した樋田智子から判定勝ち。GIRLS POWER第1回大会ではAKARIと対戦して判定で敗れるもその後は3連勝。
AKARIはジュニア時代から第2代RISE QUEENなど5冠王の神村エリカに憧れ、教えを乞い神村の遺伝子を継ぐ女子高生ファイターで、2019年9月大会にてプロデビューを飾り判定勝ち、その後も宮崎若菜、RANとの女子高生対決、ベテランの後藤まきらに勝利して5戦全勝。“8頭身”の長い手足を利した攻撃を得意とし、特に神村ゆずりのミドルキックを得意としていることから“美脚炸裂シンデレラ”のキャッチフレーズが付いた。
(写真)両者の初対戦はAKARIが勝利。再戦は必至か その両者が宮崎の試合後からSNS上でバチバチと舌戦を展開。発端は宮﨑がAKARIの師匠でもあるRISE GIRLS POWERアンバサダーの神村エリカに「私が倒したい人は明確なので近々リベンジさせてもらいます」とリプしたこと。
これに神村が「おぅ! AKARIもそう簡単にはやられないと思うけど、私は強い奴が勝てば良いと思ってる! KOできるなら、やってみな!」と返信すると、宮崎は「借りは必ず返します。判定ではなくKOで」と言い放った。
AKARIは「宣戦布告されてる…! あんなんじゃまだまだ私のこと倒せないよ。私とやった時と大して変わってないし、なんなら私の方がレベルアップしてる。一年前の結果と同じになるのは目に見えてるからリベンジできるようにがんばってください。私はリベンジなんて二度と言えないようにさせるだけです」と、リベンジなんて無理、と返した。
AKARIはさらにハッシュタグで「右のガードだけ気をつけておきます」(宮崎が左ハイでKOしたため)「リベンジなんて二度と言わせないです」「というかリングに立てないようにさせます」と強気。 宮﨑と同門でREBELSで活躍する“若き暴君”龍聖が「次はAKARIぶっ飛ばしてくれ!」とツイートしたことに対しても「相手選手のセコンドにぶっ飛ばせとか言われるのは寺山選手(同階級の王者)とニキビの次にうざいです。今のレベルで私のことぶっ飛ばせるって思ってるところが甘い。まぁ、見ててくださいよ。前回以上の内容でセコンドも一緒に返り討ちにしてやりますよ」と毒づく。
するとさっそく宮﨑は「上ばっかり見てると足元掬うからな。初黒星は私がつけるし待っとけよ」と噛みついた。
RISE QUEENの寺山日葵を頂点とする女子ミニフライ級は、群雄割拠で層が厚く王座を目指すためには両者の再戦は避けられないだろう。早くも火花を散らす両者の再戦はいつ実現するのか。