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2021年1月31日(日)のプロ修斗・ニューピアホール大会で、約8年振りの修斗復帰戦を発表し、大きな話題となった元UFCの石原夜叉坊(KING OF FREE)の対戦相手が元環太平洋バンタム級チャンピオンの祖根寿麻(ZOOMER)に決定した。
試合は新型コロナウィルス感染予防対策として、当日計量の65.8kg以下契約で行われる。
祖根は2016年から修斗へ本格参戦を果たし、初戦で土屋大喜を下すと2018年には環太平洋バンタム級王者に輝いた中京地区を代表する選手。
しかし、近年は白星に恵まれず、2018年8月のRIZINでの元谷友貴戦、修斗での岡田遼、根津優太戦、RIZINでのジャスティン・スコッギンズ、2020年4月のRoad to ONEでの後藤丈治戦のニンジャチョークでの一本負けまで5連敗中だ。
得意のストライキングを生かし、DXFC、TENKAICHI両団体のチャンピオンにもなり、Krushでも秀亮にKO勝ちしている打撃力を生かすことができるか。連敗中の祖根にとってUFC帰りの夜叉坊とのマッチアップは再浮上する千載一遇のチャンス。祖根に期するところがあるのは間違いない。
また、UFCで2017年8月のロランド・デイ戦の判定勝ち以降、ホセ・キニョネス、現王者ピョートル・ヤン、カン・ギョンホを相手に3連敗中の夜叉坊にとっても、古巣で白星を掴みたいところ。2年のブランクはあるものの打撃を得意とする夜叉坊にとって祖根は“ド突きあえる”対戦相手だろう。
北米帰りの夜叉坊が最も過酷と言われる修斗バンタム級に嵐を巻き起こすのか? 祖根のビッグアップセットか? 二人がその先に見ているものは、果たして……。
[新たに決定した対戦カード]
▼65.8kg以下契約 5分3R
石原夜叉坊(KING OF FREE)
祖根寿麻(ZOOMER)※元環太平洋王者