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インタビュー

【Krush】大月晴明を迎え撃つ明戸仁志「引導を渡すつもり。伝説には伝説のままで終わってもらいます」

2021/01/15 12:01
 2021年1月23日(土)東京・後楽園ホール『Krush.121』で、約6年ぶりにKrush復帰を果たす“爆腕”大月晴明(NEXT LEVEL渋谷)と対戦する、明戸仁志(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)のインタビューが主催者を通じて届いた。  明戸は空手仕込みのハイキックや後ろ廻し蹴りを武器に、平塚大士、剣闘士“俊”、島野浩太朗に勝利するも、その後はまさかの5連敗。2018年8月に剣闘士“俊”との再戦に延長戦で勝利したが、2018年11月に“バズーカ”巧樹に敗れ、2019年5月の林将多戦では延長戦の末に判定勝ち。11月のBigbangでは谷山俊樹に判定2-0で惜敗している。戦績は10勝(4KO)12敗。 “映像の人”と戦うことになって不思議な感覚がある ――今大会ではKrushに電撃復帰を果たす大月晴明選手と対戦が決まりました。試合が決まった時はどんな心境でしたか? 「自分は学生時代から格闘技をやっていて、21歳の時に仙台のムエタイのジムに入ったんですけど、大月選手はその時からトップで活躍している選手なので、オファーを受けた時はただただびっくりしました」 ――明戸選手にとって大月選手はどんな存在でしたか? 「GAORAさんで試合の映像も見てましたし、『爆腕伝説』(※大月のDVD)も持ってましたし、画面の向こうの選手という印象でした。だから“映像の人”と戦うことになって不思議な感覚があります」 ――そんな大月選手とリングの上で戦うわけですが、どんな心境でリングに立とうと思っていますか? 「そこはもう喰ってやろうとしか思ってないですね。ちゃんと最近の試合も映像もチェックして(卜部)功也さんたちと対策を練って練習しているので、勝つ・倒すイメージは出来上がっています」 ――大月選手は大ベテランですが、明戸選手もK-1・Krushで戦い続けている選手です。そういう部分で負けられないという気持ちはありますか? 「僕が使っている入場曲は“時代到来”という曲なんですけど、歌詞が新しい世代がベテランに引導を渡すという内容なんです。僕も35歳なんで若いわけではないですが(笑)、大月選手に引導を渡すつもりで戦います。大月選手は記者会見で『戦いたい選手がいる』と言っていますが、そこにたどり着く前に僕が叩き潰して、伝説には伝説のままで終わってもらいます」 ――大月選手と言えば豪快なKO勝ちが代名詞で、明戸選手も“逆境ソルジャー”と呼ばれているように逆転勝ちや最後まであきらめない戦いぶりが持ち味だと思います。どんな試合を見せたいですか? 「自分がパニックにならずに落ち着いて戦えば問題ないと思います。僕も大月選手もちょろちょろ戦って判定勝ちするタイプじゃないと思うので、小細工なしの真っ向勝負して倒します」
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