MMA
インタビュー

【RIZIN】真珠欠場で村田夏南子と対戦するオロスコ「内に抱える情熱、屈しない精神を見せたい」

2019/04/19 11:04
 4月21日(日)、横浜アリーナにて開催される「RIZIN.15」に出場する全選手の個別インタビューが19日(金)都内にて行われた。  第2試合に出場するサライ・オロスコ(メキシコ/LEGION MMA)は、当初、真珠・野沢オークレアとの対戦が決まっていたが、真珠が怪我により欠場。代わって村田夏南子(フリー)と対戦する。  オロスコは幼少よりメキシコ代表として水泳、体操で国際大会に出場した経験を持つ、フィジカルエリート。19歳で柔術と総合格闘技に興味を持ち始めると、21歳でメキシコの格闘技プロモーションCageFight Nights MMA Leagueでプロデビューを果たす。そのデビュー戦では苦杯を舐めたが、ここまでに5戦を経験し3勝を挙げている。大学時代にはレスリングやボクシングも経験し、ファイトスタイルは打撃中心の攻撃型。さらにスポーツトレーニングで修士号取得を目指すなど、格闘IQも非常に高い。  試合直前、サライ・オロスコは何を語ったか? 急きょの対戦相手変更にも「問題ありません」 「体調はベストです。RIZINというアジアで最も重要な大会に出られて光栄です。メキシコを代表する選手として、内に抱える情熱、屈しない精神を見せたいです」 ──対戦相手が急きょ、真珠・野沢オークレアの怪我で村田夏南子に変更されたが? 「若干の戦術の変更は生じるけど、準備した練習は全体的に誰が相手でも対応できるものなので問題ありません」 ──MMAのキャリアは? 「8年前に一般会員としてMMAを始めました。相手を制する動きに惹かれ、大学で4年前からボクシング、柔術、ボクシングに取り組み、プロに進みました」 ──体操や水泳のキャリアを教えてください。 「8歳から体操で国内大会に出場し、水泳ではメキシコ代表として南米大会で優勝しています」 ──MMAでの体重は? 「普段は52kgで戦っています」(※今回は57.0kg契約) ──レスリングの強い村田選手を相手にどんな試合を見せたいですか? 「MMAなので、これをしようとは考えずに、MMAのすべてを出したいです。的確な技を仕掛けます」 オロスコ「自分の距離感を維持する練習を沢山してきました」 「(RIZIN初参戦だが?)日本最大の格闘技イベントで戦う事をとても誇らしく思います。メキシカンの戦士の魂を日本のファンの前で見せられるように頑張ります。そして、武道の母国である国で戦う事を誇りに思います。日本の文化のファンですし、侍の哲学にも興味があります。(対戦相手の村田選手の印象は?)対戦相手についてはあまり気にしません。自分のやれることに集中するのみです。(この試合に向けては?)自分の距離感を維持する練習を沢山してきました。試合に向けた練習は毎回つらいです。(格闘技を始めたのは?)趣味として8年前に始めました。当時はまさかプロで戦い始めるとは夢にも思っていなかったです。(憧れのファイターは?)ヴァレンティナ・シェフチェンコ(UFC世界女子フライ級王者)です。彼女の正確無比なレベルの高い打撃に惹かれます。(見て欲しいというポイントは?)メキシコ人のファイティングスピリット=ミ・コラゾン・メヒカーノです」※事前取材回答<関連リンク>欠場の真珠・野沢オークレア「同じ過ちを繰り返さないために断腸の思いで棄権を決めました」
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