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【DEEP】鶴屋浩の次男、17歳のレイがプロデビュー。「朝倉未来1年チャレンジ」三銃士が揃い踏み=2月21日(日)TDC

2021/01/07 22:01
【DEEP】鶴屋浩の次男、17歳のレイがプロデビュー。「朝倉未来1年チャレンジ」三銃士が揃い踏み=2月21日(日)TDC

2016年の那須川天心のMMAデビュー戦前に練習パートナーを務めていた鶴屋レイ(右)

 2021年2月21日(日)にTOKYO DOME CITY HALLで開催される『skyticket Presents DEEP 100 IMPACT ~20th Anniversary~』のオープニングファイト3試合が決定した。

 フライ級で、RIZINでも活躍中の扇久保博正、浅倉カンナらを育てた鶴屋浩パラエストラ千葉ネットワーク代表の次男の鶴屋レイが17歳でプロデビュー。KRAZY BEEの岡野竜己(24)と対戦する。

 また、すでに出場が決定していた「朝倉未来1年チャレンジ」のヒロヤ(vs.雅駿介)に続き、トライフォース赤坂から畠山祐輔、西谷大成の参戦も発表。12月大会からの連戦に挑む。

▼DEEPフェザー級 5分2R
畠山祐輔(トライフォース赤坂)
山本歩夢(パラエストラ柏)

 前戦2020年12月19日のDEEPのメインで、平田樹の兄・直樹と対戦した畠山は、山本歩夢(パラエストラ柏)と対戦する。

 柔道ベースの畠山は、DEEPではレバナ・エゼギエル、健吾相手に連勝も、同じ柔道出身の平田直樹には判定負け。今回が再起戦となる。

 山本は同じ12月のプロデビュー戦で、2020年2月のフューチャーキングトーナメント・ライト級優勝の斎藤龍之介を大腰で投げてパウンドアウト。“パラエストラ柏の隠し玉”の噂通りの活躍を見せた。

 フェザー級の新鋭同士、どちらが頭角を現すか。

▼DEEPフェザー級 5分2R
西谷大成(トライフォース赤坂)
井上雄斗(パラエストラ加古川)

 24歳の西谷は12月大会で高塩竜司に判定負け。先に左フックでダウン奪ったものの、高塩のテイクダウンにドミネートされている。デビューから1勝2敗と黒星の先行を止められるか。

 対する井上は21歳。2018年の全日本アマチュア修斗選手権でフェザー級に出場後、DEEP大阪、DEEP&PANCRASE大阪大会で堂園悠、秋島隆司、ハンセン玲雄に勝利。2020年の「第26回ネオブラッドトーナメント・フェザー級」では、松井幸太、DARANI DATEをTKOに下すも、決勝でBLOWSの岩本達彦に一本負けし準優勝となっている。21歳にしてプロMMA5勝1敗のキャリアの差を見せるか。

▼DEEPフライ級 5分2R
鶴屋レイ(パラエストラ柏)
岡野竜己(KRAZY BEE)

 鶴屋は、レスリングでは小学4年、6年で全国優勝。高校ではインターハイ常連校の日体大柏高校レスリング部に所属し、高校2年ジュニアオリンピック2位、世界大会出場。高3で2020年全国高校選抜大会フリースタイル60kg級で準優勝に輝いている逸材。

 さらに全日本サンボ中学の部優勝。柔術でも、小学4年時にアブダビワールドプロ柔術2013(ジュニア・-34.5kg オレンジ・黄色帯)で、丹羽飛龍に勝利し優勝、ドゥマウジャパンカップ優勝など、全国大会で6度の優勝を誇る。

 アマチュアMMAでも6戦6勝と負けなし。大学在学中の兄・健人がボクシング部で活躍するなか、レイは新型コロナウイルスの影響で高3のインターハイが無くなり、高校レスリングを卒業、満を持してプロMMAへと歩を進めた。

 2016年の那須川天心のMMAデビュー戦前にはトレーニングパートナーも務めているレイは、パラエストラ千葉勢の猛者に揉まれ、格闘技への向き合い方を学んできた。デビュー前ながら、朝倉未来の「集客できるやつが一番偉い」の発言に、SNSで「いや、強いやつが1番だろ。なんか方向性間違えてるだろ」とモノ申すなど、将来的にはUFCの世界王者が目標だという。

「2020年でレスリングを引退。2021年はMMAでプロデビュー。周りの人間は俺のことをどう思ってるか知らないが、俺は2021年から死ぬまで格闘家として暴れてやります」と宣言するレイは、ケージでどんな動きを見せるか。

 対するは、KRAZY BEEの岡野竜己(24)。2016年のJMMAFの「HOOTERS CAGEFIGHT 1」から出場し、プロでは4勝3敗。PANCRASEでは2020年2月のネオブラッド・トーナメント1回戦で井上暉也に敗れ、11月にDEEP初参戦。サイモン・シェにスプリット判定で勝利している。

 ストライカーの竜己に対し、グラップリングベースながら、幼い頃からMMAをMMAとしてケージで戦ってきた鶴屋。竜己がプロの洗礼を浴びせるか、鶴屋が白星デビューを掴むか。

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