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【KRUSH】伊澤波人「武道の強さ、空手の強さを見せる」、TETSUは「万全な対策をしてきた」

2019/04/18 22:04
 2019年4月19日(金)東京・後楽園ホール『K-1 KRUSH FIGHT.100』の前日計量&公開練習が、18日(木)都内にて行われた。  第7試合のフェザー級3分3R・延長1Rで対戦する、伊澤波人(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は57.1kg、TETSU(月心会チーム侍)は57.4kgでフェザー級リミットの57.5kgをそれぞれパス。  6勝(2KO)1敗の戦績を持ち、K-1 JAPAN GROUPでは2勝1敗のTETSUは「KRUSHに名前が変わって1回目の大会に出られることを光栄に思っています。歴史に名前を刻めることだと思って精いっぱい頑張ります」と元気に挨拶。にこやかな表情を崩さなかったが、これは余裕ではなく「緊張すると笑う癖があるんです。あと、減量が終わっておいしい水を飲んで、お母さんが作ってくれたおいしいおじやを食べたからです」と説明した。  伊澤は「明日の試合、必ず勝てるように一生懸命に練習してきたので、勝てる理由はたくさん作ってきたので明日はやるだけです」と静かにコメント。  計量を終えてのお互いの印象は「昔から見てきた感じで大きいなって。僕よりガタイが大きい。格があるように見えます」(TETSU)、「パンツに会社のロゴが入っていたので、あれはスポンサーさんですか? 凄いなと思いました」(伊澤)というもの。  TETSUが「相手がとても強いので今まで以上に練習を積んで、対策もしっかりやってきたので万全です」と言えば、伊澤は「いつも通りの練習をしてきました。プラスして2~3種類の新しい練習を取り入れてきました。明日はそれが見せられるのが楽しみです」と、それぞれ自信をうかがわせる。  前回の記者会見では、伊澤得意のローキックは効かないと発言したTETSUだが「つい、ローキックは効かないという流れになってしまいましたが、バレリーキック(カカトで相手の太ももを蹴る技)は効かないと言うつもりでした(苦笑)。でもローに関しては対策もそうだし、喰らっても大丈夫なように万全な対策をしてきたつもりです」と、改めてロー対策は万全だと話す。  それに対して伊澤は「実際に僕のローを受けた人じゃないと分からないと思う。対策しても僕と同じようにローを蹴れる人はなかなかいないので、対策はできないと思います。できるとしたらKRESTの選手くらいだと思いますね」と、その対策は通用しないと言い放った。  さらに伊澤は「つらい練習を積んできた自信があるので、勝てる理由が整ったと思っているくらい自信があります。(自分の道場を持って)以前に比べて応援してくれる人も増えて、教えている子供も増えたので、お前ら勝てよって普段言っているので先生が勝たないとどうするんだ、という思いで僕が勝たないといけない。会見の時はこれで勝ってタイトルに挑戦と言ったんですが、今日に限ってはタイトルなんかどうでもいいくらい、明日勝つために稽古をしてきました。明日、怪我して1年間試合ができなくなってタイトルに挑戦できなくなっても何でもいいです」と、この試合に懸ける想いの強さを語る。  その言葉を聞いてTETSUは「こんなこと言っていただいて、同じ舞台に上がってこれたと実感できて嬉しいです。それくらい勝ちたい気持ちは一緒です。僕が勝ちます。派手に勝ちたいと思いますが、勝ちにこだわっていきます」と、さらに気合いが入ったようだった。  伊澤も「僕も勝ちにこだわって、結果的に相手が倒れてくれていればいいな、と思っています。何が何でも勝ちます。僕は倒せるだけの技を持っているから倒れてくれると思うので、明日は必ず勝ちます。明日は武道の強さ、空手の強さを見せるつもりなので、空手の強さを見ててください。押忍」と締めくくった。
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