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【KRUSH】元プロボクサー大泉翔が大胆発言を連発、迎え撃つ山際和希は「蹴りがどれくらい痛いか味わってもらおうと思います」

2019/04/18 21:04
 2019年4月19日(金)東京・後楽園ホール『K-1 KRUSH FIGHT.100』の前日計量&公開練習が、18日(木)都内にて行われた。  第6試合のウェルター級3分3R・延長1Rで対戦する、山際和希(谷山ジム)は67.4kg、大泉翔(昇龍會)は67.1kgでウェルター級リミットの67.5kgをパスした。  大泉は元プロボクサーで、2014年西日本スーパーライト級新人王で、10戦5勝(2KO)3敗2分の戦績を持つ。K-1ルールでの試合は今回がデビュー戦。「元々、僕が中学生の時に魔裟斗さんが全盛期で、僕もK-1をやりたかったんですが、階級がなかったのでボクシングをやっていたんです。それでボクシングを辞めた後、新人王を獲ったけれどベルトが獲れなかったので、証が欲しいと思って復帰しようと思ったんですが、ボクシングって復帰するのがめんどくさいんですよ。それで夢だったK-1のジムが近所にあったので、とんとん拍子で夢に近づけました」と、今回デビューに至った経緯を説明。  計量後の記者会見で、大泉は「KRUSHは初めてなんですが、糖分が足りていなくて頭が回っていない。元プロボクサーなんですが、明日はえぐいパンチで倒してやろうと思っています」とパンチでのKOを宣言。計量で顔を合わせた山際の印象を聞かれると「特に何も思わなかった。俺の方がオーラがあると思う」と言い放つ。 山際から「パンツが派手」と指摘されると、大泉は「ボクシング時代からTバックです」 今回のデビュー戦に向けて強化してきたのは、「強打のパンチ、連打を打つ練習かな。今までボクシングの時はアウトボクシング系だったんですが、辞めてから筋肉のことも勉強してパワーが付いたので、パンチで倒したろうと思って。それができるように意識して練習しました」と、ボクシング時代とは違うスタイルになったという。 「僕はけっこう目立ちたがり屋なんですが、パフォーマンスを売りにしていてボクシングはチョコボーイ大泉の名前でやっていました。だからパフォーマンスは今まで通りで、試合でも派手にやろうと。ボクシングでは6~8Rやっていたので、KRUSHではがっつり1Rから飛ばして行きます。しらける試合をしたくないので始めから終わりまで見てください。僕の名前は翔なので、“翔(ショー)タイム”ってのを流行らせようかと思っています」と饒舌。  迎え撃つ山際は27勝(10KO)11敗4分の戦績を持ち、キックボクシングでBigbangウェルター級王座のタイトルを保持。山際も「記念すべきK-1 KRUSH FIGHTの1回目に出られて嬉しく思います。今まで逃げてばかりだったりポイントを取って下がったりの試合ばかりしていたんですが、それをやめて1RからKOを狙っていきたい」と、今までとは違うスタイルを見せるとする。  そのために「練習から一発一発に体重を乗せて倒すことを意識して練習してきました。今まではキックを打つためのフェイトにパンチを使う感じでしたが、パンチでもしっかり倒せるように練習してきました。1Rから僕もKOを狙っていきたいと思います」と言い、「ボクシングあがりでパンチが強いと思いますが、パンチだけで行くわけではないけれどフィニッシュはパンチでいきたいと思います」と、元ボクサーの大泉を相手にパンチでフィニッシュしたいと宣言。  すると大泉は「僕のパンチはそんなに強くないですよ。じゃあ、蹴りはなしで」と山際にツッコミを入れる。さらに「足の筋肉を鍛えているので蹴られても痛くない。ガンガン蹴ってきてもらってもええよって感じです。でも、試合を見とったらローよりもミドルキックが多いから痛そう(笑)。デビュー戦でめっちゃ相手が強いし、どういう組み合わせか分からないけれど、勝ったらベルトを狙いに行けると思っているので、倒してKRUSHのベルトを狙っていきたいです。あと8月の大阪大会に出たいのでお願いします」と、山際が得意とする蹴り技は通用しないという。  その言葉に対し、山際は「蹴りがどれくらい痛いか味わってもらおうと思います」とニヤリ。大泉も「楽しみにしています」と答えた。
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