2019年4月19日(金)東京・後楽園ホール『K-1 KRUSH FIGHT.100』の前日計量&記者会見が、18日(木)都内にて行われた。
セミファイナルのK-1 KRUSH FIGHTウェルター級 3分3R・延長1Rで対戦する、第3代Krushウェルター級王者・牧平圭太(HALEO TOP TEAM)は67.4kg、松岡力(K-1ジム五反田チームキングス)は67.3kgでそれぞれリミットの67.5kgをパス。
計量後の会見で、松岡は「今回は減量がキツかったんですが、明日は最高のパフォーマンスを見せられるように頑張ります」、牧平は「明日を迎えるにあたって家族とジムのみんな、応援してくれる人たちがいたから、明日を迎えることができます。全部出して挑みたいと思います」と、それぞれコメント。
計量を終えての感想は、松岡が「男気のある喋り方で男気ありそうです。大好きで尊敬している選手なので、明日はその尊敬している選手を倒しに行きます」と言えば、牧平も「上手い選手だと思っています。不格好でもいいので、明日は何が何でも勝ちに行きます」と、相手を認めつつも全力で勝ちに行くと話す。
この試合へ向けての準備を聞かれると「サウスポーということを少し頭において、やっていることは普段と変わらず、同じ練習をしました」と松岡。牧平も「特に変わらずやってきました」と答えたが、「一戦一戦の覚悟が自分の中で変わりました。フィジカルや技術も変えてきたつもりです。そういう気持ちになったのは年齢も身体もそうですし、あとは親父としてですかね。一匹の雄としてって感じです」と、守るべきものができたことで心境が今までとは違うようだ。
その言葉を受けて松岡は「僕も格闘技の残りの人生は長くないと思っているので、ここを落としたらベルトが獲れない。だからここで勝ってベルトを獲りに行きたいと思っています。僕も2匹の親父なので、親父対決として頑張りたいと思います。明日は久しぶりにスカッとKOしたいと思います。そうなれば犬2匹が喜びます」と、飼い犬のためにも勝つとした
。
また、この戦いは蹴りが得意な者同士の試合となるため“キッカー対決”と見られていることについては、松岡が「ローキックは効かされないようにスクワットばかりやってきました。もしローが効いたら僕の足が弱いのではなく、牧平選手のローが強いってことで」とロー対策は万全だとし、牧平は「全部ぶつけるだけです」と答えた。<関連リンク>どちらの蹴りが強いか!? 牧平圭太vs松岡力の蹴撃対決が決定!「自分のローキックの方が強い」(牧平)vs「質が違うローキック対決を皆さんに見せる」(松岡)