体重超過のさくらが勝つ、もしくは引き分けだった場合は無効試合となる
2020年12月31日(木)さいたまスーパーアリーナ『Yogibo presents RIZIN.26』で、「RIZINチャレンジマッチ」として将来を嘱望される10代の女子高生同士の試合が組まれることが12月23日に発表された。
柔術をベースとする17歳の“サブミッション系女子”さくら(フリー)と、空手をベースとする17歳の“JK必殺拳”竹林エル(総斗會三村道場所属)が、5分3Rのヒジ無しルールで対戦する。
30日(水)都内にて10:00から行われた計量で竹林は50.60kgで51.0kgの契約体重をパス。しかし、さくらは52.70kgで1.7kgの超過。RIZINでは「現在、試合成立に向けて調整しております」としていたが、21:20過ぎ、公式発表がリリースされた。
(写真)30日午前10時から行われた計量で、さくら(左)は1.7kg超過、竹林はパス
この試合は公式ルール第7条第4項および第5項に基づき、次のとおり条件付きにて試合を実施することが決定。また、規定通りファイトマネーは50%没収となる。
1.さくらの勝利は記録されず、次に掲げるとおり裁定される。
(1)竹林エルが勝った場合、その結果を公式記録とする。
(2)竹林エルが負けるか、引き分けた場合、記録はノーコンテストとする。
2.さくらに減点を課した上で、試合を開始する。 本試合は階級超過体重が0.5kg以上につき減点(レッドカード)とする。
さくらは自身のSNSにて「お詫び」と題し、「この度は、RIZIN出場という大きなチャンスを裏切る形になり、本当に申し訳ありません。今があるのは、応援してくださる皆様のおかげです。感謝して、感謝して、皆様にこの場を借りてお詫び申し上げます。明日は感謝を形に、がんばります。よろしくお願い致します」とファンに謝罪している。