ネックレスを付けてジャストのつもりが、4度目の計量でようやくパスした萩原。体重計の誤差問題が関係していると推測される (C)RIZIN FF
2020年12月31日(木)さいたまスーパーアリーナ『Yogibo presents RIZIN.26』の前日計量が、30日(水)都内にて10:00より行われた。
第8試合の68kg契約5分3R(ヒジあり)で、平本蓮(THE PANDEMONIUM)と対戦する萩原京平(SMOKER GYM)が初回の体重計で「ネックレス込みでジャスト」のつもりが、68.65kgでオーバー。その場でネックレスを外し、パンツを脱いでも68.10kg。「つばを出してきます」と言ってから、約10分後に3度目の計量も68.05kgとわずか50gながらオーバーし、午後2時までの時間内に、4度目の秤に乗ることとなった。
(写真)100グラムオーバーで苦戦した萩原だが計量は最終的にパスした
その後、公式サイトで萩原はリミットちょうどの68kgで計量を無事パスしたことが告げられた。
計量の様子は10:00から11:00までYouTubeでLIVE配信されたが、萩原と思われる声で「ホテルの体重計おかしいですよね」との発言が聞かれた。
この件について、RIZINファイターである川尻達也が自身のSNSにて「体重計の誤差問題は、ホテルに計量で使う体重計かそれと同じ物を常に置いておけば、選手が自分で用意した体重計との誤差を確認できるので無くなる。UFCの時はそうしてた」と、実際の計量で使う体重計と違う物を使うから誤差問題が起きると指摘。
さらに「RIZINの時もそうしてくれって言ったけど用意してもらえなかった。選手はいつもギリギリだからね。誤差で100gさえもキツい!」と、選手側の立場と自身の経験からRIZINの運営に苦言を呈した。
ファンからもコメントが寄せられ、川尻は「RIZINが借りたホテルの部屋に計量で使う体重計を常に置いておけば選手それぞれが好きな時間に24時間測れて誤差もなくなります」、「RIZINがホテルの借りてる部屋に公式の体重計かそれと同じ物を置いとけばいいだけですよ。お金掛かりません。選手の練習用に部屋は用意されています」、「差というか配慮だと思います。選手ファースト。費用がかかることは難しいと思いますが、この場合費用もさほどかからないと思います」と丁寧に答えていた。
体重計の誤差問題は、ホテルに計量で使う体重計かそれと同じ物を常に置いておけば、選手が自分で用意した体重計との誤差を確認できるので無くなる。
— 川尻達也tatsuya kawajiri (@CRUSHER_MMA) December 30, 2020
UFCの時はそうしてた。
RIZINの時もそうしてくれって言ったけど用意してもらえなかった。
選手はいつもギリギリだからね。
誤差で100gさえもキツい!