（C）RIZIN FF
2020年12月31日（木）さいたまスーパーアリーナで開催される『Yogibo presents RIZIN.26』に出場する全選手の前日計量が30日午前10時から、YouTubeライブにて公開された。
第5試合の女子スーパーアトム級（49kg契約・5分3R・ヒジあり）RIZIN女子MMAルールで対戦する、あい（フリー・48.75kg）と、浅倉カンナ（パラエストラ松戸・48.95kg）はともに計量をクリア。あいは29日のインタビューで1年ぶり復帰戦での大一番に向け、番狂わせを宣言した。
ボクシングをやり込んできた。引かない気持ちでやりたい
――減量を含めてコンディションはいかがですか？
「体調も良いです。減量では過去一番、身体を作れました」
――昨年末の「Bellator JAPAN」でのアンディ・ウィン戦は怪我を押して出場されて、ここまで色んな治癒もされたと思います。この試合に臨まれるまでの経緯を教えて下さい。
「手術が空けて、半年ぐらいはコロナもあってゆっくりしていたのですが、その後は今までやったこともないぐらいの練習量を積み重ねてきました。怪我をした箇所は明かせないのですが、大変でした（笑）」
――スパーリングはどのぐらいから再開されたのでしょう？
「5カ月ぐらい前から再開しました」
――今回の試合に向けた練習で強化してきたことはありますか？
「全てにおいて凄く練習してきました。1日1個では時間が足りないので、2個、3個と色んな練習を入れてきました」
――それはブランクもあって不安だったから？
「フリーになって環境が変わったことで、自分で練習メニューを組めるようになり、色んな方が協力してくださって練習環境を整えられたり、凄くいい練習場所を提供して下さり、色んな人、場所から吸収できるようになりました。『格闘代理戦争』に出ていた時からAACCとは交流があり、出稽古に行かせていただきましたし、ボクシングでは内山高志さんのKOD LAB FITNESS BOXINGで、朝倉海選手と同じ方にミットを持ってもらっています」
――対戦相手の浅倉選手もレスリング出身ということで、ファイトスタイルはどのように感じていますか？
「スタイルが似ているかはわからないのですが、今回の試合に向けてはボクシングをしっかりやり込んできたので、引かない気持ちでやりたいと思います。でも浅倉選手の方がMMAを長年やっているので、その差は出てくるのかなと思います」
――勝敗を決めるポイントはどこになりそうですか？
「浅倉選手が全てできる選手なので、私も全て用意してきたので、ポイントはここという断言は今回はできないです」
――レスリングに関しては、あい選手の方が実績は上なのでそこで負けないという自信は？
「レスリングに関してはあまり自信がないのですが、浅倉選手はレスリングから長年そのまま総合格闘技をやっていてもレスリングをずっと続けているでしょうし、私はレスリングを大学までやって、その後は運動もせず8年間もブランクがあります。そこはかなり大きいのかなと。レスリングの力はそこまで差はないかと思います」
――今回ヒジありルールになりますが、それは望むところ？
「どうでしょう（笑）。ヒジありの練習はしています」
――今回の試合に向けてのモチベーションはどういうところにありますか？
「やはり私の方が格下ですし、全員が浅倉選手が勝つと思っているのでしょう。それをひっくり返すだけの練習はしてきたので、それを見せることがモチベーションです」
