今年は大晦日出場を断念したRENAにクリス・サイボーグからのメッセージ
2020年12月21日の記者会見で、榊原信行RIZIN CEOが「(出場を予定していた選手として)RENA選手の名前も出していましたけど、RENA選手の出場は無くなりました。彼女も最終的に引退に向けてのカウントダウンに入っていくなかで、外国勢が入って来れないというところで、戦いたい相手も含めて、最終的に国内での対戦相手等で、この選手はというマッチアップは出来なかった。今回は致し方ないところではあります」と、RENAの出場を断念したことを明かした。
RENAは9月のRIZINで富松恵美に勝利した後、あと数戦で引退することを表明しており、本来なら大晦日から引退へ向けてのカウントダウンが始まるはずだった。2015年からの大晦日連続出場が途絶えた。
そのRENAに26日(土)、現在Bellator世界女子フェザー級王座に就く“世界最恐女子”クリス・サイボーグ(ブラジル)がメッセージを送った。
RENAとサイボーグは以前からSNSを通じて交流があり、『ゴング格闘技』のインタビューに「RENAの試合は見ていてとてもエキサイティングです。観客を楽しませる方法を本当によく知っているし、非常に高いレベルのスタンドスキルを見せてくれます。彼女がアジアの女性キックボクサー、MMAファイター、コンバットスポーツ選手のために、他の女性ファイターのお手本となるように、チャンスを作ってきたのを見るのが大好きでした。もっとアメリカのファンが彼女の姿を見る機会が増えればと思っています。彼女がBellatorで別の戦いをするのを見てみたいと今でも思っています」と答えている。
今回、サイボーグは「大晦日に戦うRENAを見て興奮している」とのメッセージを送った。おそらく、昨年の大晦日にBellatorのリンジー・ヴァンザントと再戦を行った試合(RENAが3RでTKO勝ち)であろう。同時に、今年はRENAの試合が見られないことを惜しんでいるようだ。
これに対してRENAは「いつもありがとうございます。しかし、私の戦いが消えてしまって申し訳ありません。来年は色々な戦いを楽しみたいです。準備はできました」と、今年の大晦日は試合が見せられないことを謝り、来年へ向けてすでに準備はできていると答えた。
2021年、RENAの引退ロードはどのような展開を見せるのか。
Thank you as always.
— RENA (@SB_RENA) December 26, 2020
But I'm sorry that my fight has disappeared.
I want to enjoy various fights next year.
I'm ready.😤🔥 https://t.co/dXruAIexwu