まだRIZIN大晦日参戦が諦めきれない様子だったベイノア
2020年2月28日(日)神奈川・横浜アリーナで開催される『Cygames presents RISE ELDORADO 2021』の記者会見が、12月25日(金)都内にて行われた。横浜アリーナには初進出。
RISE年間最大のビッグマッチとして位置づけられる『ELDORADO』。その出場予定選手として第2代RISEウェルター級王者“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)が会見に出席した。
ベイノアは「今年1年、新型コロナウイルスの拡大により日常が当たり前に行えない中で、イベントをここまでやってこれたのはRISE関係者の皆様、ファンの皆様、そして何よりも医療従事者の皆様のおかげに他ならないと思います。本当にありがとうございます」と礼を述べる。
続いて「今年1年、自分としては2月の防衛戦で大晦日にやりたいことがあると。前回も俺が一番出たいんだとアピールさせていただいて、気づいたら枠がシバターの相手しか残っていないようです。まだ可能性があるってことで準備していおいていいのでしょうか?」と伊藤隆RISE代表に問いかけると、伊藤代表は苦笑しながらうなずいた。
まだRIZIN大晦日への出場が諦めきれない様子のベイノアは「気持ちは切らすなよと言われてきたので減量してきました。ですがシバターが相手という可能性でこれからは増量していきたいと思います」と、シバターの対戦相手に名乗りをあげる。
そして「もし大晦日がなくても、この日に向けて積み上げてきたものを2月のRISEで爆発させたい。来年はRISEの全大会に何らかの形で出場しますのでご注目ください」と、勝手に発表してRISEのスタッフたちをきょとんとさせた。
2月大会では「状況次第もありますが、王者勢たちは海外勢とやらせたい」と伊藤代表。ベイノアはそれを聞くと「70kgは、世界は広いのでハンパじゃない選手たちがいるので、近いところで言ったらイ・ソンヒョン(韓国=RISEミドル級王者)なのでまずはイ・ソンヒョンのベルトを獲る。そうすれば世界への切符が手に入ると思っているので、他団体に参戦している世界トップ選手、ヨーロッパのバケモノで筋肉ゴリゴリで何かやってるんじゃないかってくらいの選手を倒したいです」と、ソンヒョンとのタイトルマッチを希望し、ヨーロッパの強豪とやりたいとブラックジョークを交えながら話した。
さらに「2021年はヤバいですよ。俺のRISEだし、俺がRISEだし。俺の2021年、俺が2021年だから。全部出て、全部喋る。2021年はハンパじゃないですから。俺のRISE、俺がRISE、俺の2021年、俺が2021年」と、意味は分からないがとにかく自分の年にしたいという。
そして「あの頃の俺とは違うよ」と、タイトルを奪取した時の写真ポスターを取り出し、「ね、全然違うでしょ」と比較すると、白鳥大珠にそのポスターをプレゼント。白鳥は「サンドバッグに貼っておくよ」と答えて笑いをとった。