大晦日参戦が正式決定した那須川。対戦相手は1、2日中に発表されるという
2020年12月31日(木)にさいたまスーパーアリーナで開催される「Yogibo presents RIZIN.26」の記者会見が21日(月)都内で行われた。
RISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)の出場が正式発表。対戦相手はまだ未定だが外国人選手も含めて数名に絞られており、ここ数日で決定とのこと。「意味があって皆さんに期待してもらえる相手を最終調整したい」と榊原信行RIZIN CEO。
那須川はどんな相手を希望したいか聞かれると「希望とか言っていられる状況じゃない。時間もないですし。試合ができるだけありがたいなと僕は思っていて。誰が相手でも那須川天心らしい試合をして、大晦日らしくしっかりと暴れたいなと思っています」と、誰が相手でも構わないとする。
「僕はずっと準備してきたので。僕がいない大晦日なんて絶対にありえないと自分の中ではずっと思っていたので、しっかりとずっとモチベーションはありました。モチベーションは切れないですね」と、出場する気でいたのでこのタイミングでの決定にも問題はないとする。
「僕は割と試合があるからないからで練習するしないは別に関係なくて、とにかく試合があろうがなかろうが自分を高めるトレーニングをしているので、強いヤツはいつ試合が決まっても勝つと思う。そういう心構えを僕は昔からずっとしていたので。あとはチームとも一緒にいい練習ができていますし、みんなのおかげで試合ができているのもあるので、常日頃から格闘技のことを考えているのでそこは問題ない。1~2カ月前からとか10日前だからとかは関係ない」
前回11月1日の裕樹戦後、伊藤隆RISE代表から「拳の怪我がある」との発言もあったが、那須川は「問題ないです。全然大丈夫です」と答えた。
勝ち方については「一番はKO、生中継で僕の試合が放送されると思うのでしっかりと視聴率も取りたいです。だからと言って長引かせるつもりはないですし、しっかりと那須川天心の試合をしようと思っています。キックの試合が残りあとどれくらいあるのか自分でも分からないので、蹴りが使える那須川天心を見られるのはあともう少しだと思うので、そこもしっかり見てもらいたいと思います」と、視聴率を取ること、KOすること、蹴りを見せたいと話す。
昨年は2回転のアクセルキックを披露したが、今年の必殺技については「必殺技は、いろいろな技の用意はあるんですが、なかなかハードなんですよ。でも何個か使いたい技とか構えはあるので、それは皆さんに募集したいなっていうのもあるので。それができればいいなと。あとトリケラトプス拳を最近全然やってないなって言われるので、出せるタイミングで出したいなって思いますし、試合になってみないと分かりませんが」と、用意はあるとした。
親交のある朝倉兄弟とは「コラボさせてもらったり、普通に連絡を取らさせてもらっているので、RIZINで視聴率が取れる人たちの中で一番いい時期がこの大晦日。メンバーもそろっていますし、しっかり視聴率を獲ろうと言う話もしていました。みんなで勝とうという話もしました」と、悲願である高視聴率をとりにいこうと誓い合ったという。
また、エメラルドグリーンに染めた髪色のことを聞かれると「気分ですね。一度もやったことないのでやってみたかった。すぐ飽きちゃうんですよ。でも皆さんに頭皮の心配をされるんですけれど、頭皮は染めてないんですよ。最新の技術を使っているので。髪色を楽しみにしている人もいるので」と、頭皮の心配はいらないと笑った。